小泉進次郎農相、原口一博議員の「古古古米はニワトリが食べている」発言に「大変遺憾。残念」


【写真】「古古古米はニワトリさんがいちばん食べている」発言の原口一博議員

 原口氏は7日に佐賀市で開かれた連合の会合であいさつした際、政府備蓄米に関して「古古古米はニワトリさんがいちばん食べている。人間さまは、食べてないんですよ」「あんなに恩着せられて買うもんですか? 5キロ83円ですよ。それ2000円以上で売ってるわけです」などと発言した。

 この発言について受け止めを問われた進次郎氏は「政府備蓄米は、有事の際には主食用として供給できるよう、保管倉庫内の温度を15度以下、湿度を60%から65%に保つなど、主食用としての品質の維持をはかっている。備蓄米は飼料用だけでなく、海外への食料援助用にも供されている」とした上で「そもそも、『人が食べているものではない』というご指摘は、備蓄米制度運用の趣旨や実態とは異なる。大変遺憾だと思っている」と反論した。

 大臣就任後、政府備蓄米を保管する神奈川県内の倉庫を視察に訪れた際のことを振り返り「あれだけきれいな倉庫で、衛生管理も行き届いていた。ああいったご努力のたまもので、備蓄米を国民のみなさまにも提供できていることに、感謝の思いがいっぱいだ」とした上で「こういう発言は、非常に残念だ」と繰り返した。



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