アルゼンチン政府、債務交渉を7月まで延長

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アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた労働環境改善や賃上げを求めるデモ=5月29日(ゲッティ=共同)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた労働環境改善や賃上げを求めるデモ=5月29日(ゲッティ=共同)

 アルゼンチン政府は19日、米機関投資家などと行ってきた計約650億ドル(約6兆9500億円)に上る債務の再編交渉を7月24日までさらに延長すると発表した。アルゼンチンは5月22日が期限だった約5億ドルの利払いを実行せず、6年ぶり9回目のデフォルト(債務不履行)に陥っている。

 現地からの報道によると、交渉で政府側は当初提示していた3年間の返済猶予を2年間に短縮するなど譲歩した。しかし債権者側と折り合いが付かず、政府側も態度を硬化させたため決裂を危ぶむ声も出ていた。さらなる交渉延長で両者は歩み寄りの可能性を探る。(共同)

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