「海洋放出に断固反対」 原発処理水で全漁連決議

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 全国漁業協同組合連合会(全漁連)は23日、通常総会を開き、東京電力福島第1原発で増え続ける処理水に関し「海洋放出に断固反対する」との特別決議を全会一致で採択した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に国民が努力し続ける中で一部関係者が方針決定への議論を進めているとして「強い不信と憤りを禁じ得ない」と表明。海洋放出で今以上に風評被害が広がることを懸念し「わが国の漁業の将来に壊滅的な影響を与えかねない重大な問題だ」と強調した。関係者の理解なく放出をしないよう求めた。

 処理水は、第1原発で発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した水だが放射性物質トリチウムが除去できずに残留している。有識者らによる小委員会が「海や大気に放出するのが現実的」とする報告書を2月にまとめたのを受け、方針決定をする政府が、関係団体からの意見聴取を重ねている。

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