ラジコが実験「ラジオ聴取で右脳が活性化」

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スマートフォンで聴く「radiko(ラジコ)」の画面

スマートフォンで聴く「radiko(ラジコ)」の画面

 ラジオ番組のインターネット配信サービス「radiko(ラジコ)」の運営会社は、ラジオ聴取と脳の関係性を解明する実証実験に乗り出した。

 同社は脳内科医で医学博士の加藤俊徳医師の監修のもと、ラジオ聴取と脳の働きの関係性をMRIを用いて検証。調査は大学生8人を対象に、1日合計2時間以上、1カ月間にわたってラジオを聞き、聴取前後の脳を観測した。その結果、ものの形や人の顔などイメージ記憶をつかさどる右脳の一部が活性化している様子が見られたという。

 加藤医師は「耳から入ってきた情報を聞き分け、意味や情景を想像することで脳の働きが活性化している」と分析。今回の調査例は少ないものの、「ラジオ聴取の習慣によって脳が活性化する可能性は高い。こうした研究を重ねることで、音声メディアに関心を持つ聴取者の増加につながるのではないか」と話し、同社も新たな聴取層を取り込む好機ととらえている。

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請期間中は在宅時間が増加し、ラジオメディアの需要が高まった。radikoの今年4月の利用者数は910万人で、2月と比べ21%増加し、利用時間も26%伸びた。中でも午前9時~午後6時の日中に40%伸びていることから、在宅作業のかたわら、“ながら聴取”していた人が多くいたことが推測できるという。

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