文科省、真偽に否定的 プーチン氏の原爆投下は「連合国」発言

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25日、モスクワ郊外の公邸で、社会評議会のメンバーとのオンライン会議に臨むロシアのプーチン大統領(大統領府提供・共同)

25日、モスクワ郊外の公邸で、社会評議会のメンバーとのオンライン会議に臨むロシアのプーチン大統領(大統領府提供・共同)

 ロシアのプーチン大統領が諮問機関との会議の席上で「日本の複数の教科書に原爆を投下したのは『連合国』と書いてある」との趣旨の発言をしたことについて、文部科学省は26日、全ての教科書を確認できていないとした上で「小中学校の現行本にはそういう記載はない」と指摘し、発言内容の真偽について否定的な見方を示した。

 プーチン氏は25日に開かれた諮問機関である社会評議会のメンバーとのオンライン会議で、「歴史の歪曲(わいきょく)」問題に言及。その中で「誰が広島、長崎を原爆攻撃したのか明らかなのに、日本の教科書に何と書かれているか?連合国だ」などと主張し、米国に触れていないことに不満を示した。

 発言を受け、文科省の担当者は現行の教科書を確認したところ、少なくとも小中学校の教科書は原爆投下の主体について、「アメリカ」もしくは「アメリカ軍」とし、「連合国」としているものは見当たらなかったという。

 同担当者は「唐突に驚いた。何を見てあのような発言をしたのか」と話している。

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