ツイッター投稿削除認めず 過去の逮捕歴、東京高裁

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ツイッターのアイコン(AP)

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 過去の逮捕歴がツイッターで表示され続けるのはプライバシー侵害として、東北地方の男性が米ツイッター社に投稿の削除を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(野山宏裁判長)は29日、削除を命じた1審東京地裁判決を取り消し、削除を認めないとする男性側逆転敗訴の判決を言い渡した。

 最高裁は平成29年、検索サイトのグーグルに残る過去の逮捕歴をめぐる同種訴訟で、プライバシー保護が情報公表の価値より「明らかに優越する場合」に限り削除できると判断、削除に厳格な基準を示している。

 昨年10月の1審判決は、ツイッターはグーグルのような情報流通基盤にはなっていないとして削除の要件を緩和。「逮捕から期間が経過し、公表の公共性は相当減少している」と請求を認めた。

 1審判決によると、男性は24年、建造物侵入容疑で逮捕され、罰金刑を受けた。実名報道された記事を引用したツイートが複数投稿され、就職活動に支障が出ていた。

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