3日午後9時半ごろ、兵庫県尼崎市杭瀬本町の杭瀬中市場にあるカフェバーの男性店長から、「ダクトから炎が出ている」と110番があった。兵庫県警尼崎東署によると、カフェバーのほか周辺の建物計6軒が全焼し、カフェバー北隣の建物2階から高齢男性とみられる1人の遺体が見つかった。
火は約6時間後に消し止められた。同署は、男性の身元確認を急ぐとともに出火原因を調べている。
同署によると、カフェバーは出火当時営業中で、店長が客を見送る際、ダクトの炎に気づいたという。建物はいずれも木造2階建ての店舗兼住宅とみられる。
現場は阪神杭瀬駅北約300メートルの商店などが密集するエリア。