都知事選 二階氏は小池氏大勝歓迎も来年都議選警戒

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記者会見する自民党の二階幹事長=6月16日午後、東京・永田町の党本部

記者会見する自民党の二階幹事長=6月16日午後、東京・永田町の党本部

 東京都の小池百合子知事は6日、自民党本部を訪れ、二階俊博幹事長に都知事選再選を報告した。小池氏と親しい二階氏からは「首都において役割をしっかりと尽くすように」とエールが送られたという。ただ、党都連は来年夏の都議選を見据え、大勝した小池氏の影響力が高まることに警戒を強めている。

 自民は今回の都知事選で事実上の自主投票を決定したが、二階氏の号令の下、小池氏の再選を後押ししていた。350万票以上を集めた小池氏について党幹部は「当然の結果だ。多くの自民支持層が小池氏に投票した」と強調。一方、小池氏が大勝した勢いで国政進出するとの観測については「任期途中で都政を投げ出すようなことがあれば、逆に有権者から見放される」と牽制(けんせい)した。

 党都連は都知事選で独自候補の擁立断念に追い込まれたが、同じ日に投開票された4つの都議補選に勝利し、「本番」と位置付ける来年の都議選に向けて弾みをつけた。しかし、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と対立すれば苦戦を強いられかねず、都連幹部は「小池氏とは是々非々で向き合っていく」と関係改善を目指す考えを示した。

 とはいえ、「自民都議の大部分はまだ『反小池』だ。単独でも勝てるように準備をしないといけない」との見方もあり、対立の火種が一気に燃え広がる可能性は否定できない。(広池慶一)

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