平成30年7月の西日本豪雨で最初の大雨特別警報が出て2年となった6日、岡山県倉敷市真備(まび)町地区で、犠牲者の追悼や町の復興を願って灯籠を灯す法要「万燈会(まんとうえ)」があり、参列者らは千個の灯籠に鎮魂の祈りを託した。
三回忌にあたるこの日、同町にある4宗派の住職らでつくる町仏教会が各宗派合同の被災者の祈りの場を設けようと企画した。
午後6時に始まった法要では、各宗派の住職がそれぞれ読経。「あの日を決して忘れない」「普通の生活が普通にできますように」などと書かれた灯籠が並び、参列者は手を合わせて犠牲者を悼んだ。
母親=当時(84)=を亡くした同町市場の女性(61)は「二度とこんな災害が起きてほしくない」と話し、熊本県南部を襲った豪雨に思いをはせて「どうしても(西日本豪雨と)重ねてしまい、当時を思い出す」と語った。