被災の熊本・八代市のふるさと納税事務代行 山梨・富士吉田市





熊本県八代市で道路脇に無残に残された建物を見上げる男性=7日午前

 九州豪雨を受け、山梨県富士吉田市は熊本県八代市のふるさと納税事務の代行を始めた。被災地には全国から寄付が集まることが多いが、自治体は人命救助や復旧に追われるため、リモート支援を買って出た。

 両市は交流関係にないが、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」に八代市の緊急災害支援フォームが開設されているのに富士吉田市職員が気付き、支援を申し出た。

 ふるさとチョイスのシステムを通じて、寄付した人への受付メールの送信や、寄付金受領証明書の作成、送付を代わりに行っている。

 富士吉田市は平成30年の西日本豪雨の際にも広島県府中市のふるさと納税事務を代行した。担当者は「八代市が災害対応に専念できるよう、お手伝いしたい」と話している。



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