タイ住宅街で“有毒”化学物質の事故発生!消防隊が水をかけたら更に炎上

タイ住宅街で“有毒”化学物質の事故発生!消防隊が水をかけたら更に炎上

タイの住宅街で、毒性の強い化学物質が漏れ出し、火災が発生しました。消防隊が消火活動を行ったが、逆に炎が拡大してしまったとのことです。 住宅街での火災事故 タイのサムットプラカーン県で、化学物質を運搬していたトラックから火災が発生しました。リン化水素を含んだドラム缶から出火したことに運転手が気づき、通報したと報じられています。 消防隊の消火活動 消防隊が現場に駆けつけ、消火活動を行ったのですが、消防隊は本来混ぜてはいけないリン化水素と水をかけてしまい、逆に火の勢いが激しくなったそうです。 リン化水素の危険性 リン化水素は空気中の酸素と反応して自然発火する危険があり、また、毒性が強く、体内に摂取すると呼吸器不全などの健康被害を引き起こすおそれがあります。 避難と安全対策 周辺住民は悪臭に包まれた状況で避難を余儀なくされました。現地当局は住民の避難を指示し、さらにリン化水素を安全な場所に移動させる措置をとっています。 この事件による重大な健康被害の報告はまだありませんが、事故現場周辺は悪臭が立ち込めているとのことです。 このニュースは日本ニュース24時間でお伝えしました。 ソースリンク:タイ住宅街で“有毒”化学物質が漏れ出し出火 消防隊が水をかけたら、さらに炎上

北朝鮮内部:金正恩政権が賃金引き上げ、月収500円程度

北朝鮮内部:金正恩政権が賃金引き上げ、月収500円程度

北朝鮮の国営企業や公務員の労働者の賃金が大幅に引き上げられたことが明らかになりました。この引き上げ幅は、前年に比べてなんと10倍以上にも上ります。支給方法は、一部の職場では電子カードが使われています。では、金正恩政権がこの破格の賃金引き上げをする目的は何でしょうか? これについて詳しくお伝えします。(カン・ジウォン/石丸次郎) 昨年末に北部都市で実施された引き上げ 北朝鮮当局によると、2023年11月から12月にかけて、北朝鮮の国営企業や公務員の労働者の賃金引き上げが行われました。この引き上げは、北部の都市全体で行われたものでした。 賃金引き上げの目的は食糧購入費用に充てること この破格な賃金引き上げの目的は、北朝鮮の食糧専売店でのコメやトウモロコシの購入費用に充てることです。具体的な詳細は後ほど説明しますが、北朝鮮の最近の賃金体系について説明します。 2023年3月、咸鏡北道(ハムギョンプクド)と両江道(リャンガンド)で労賃調査が行われました。その結果、国営企業の一般労働者の賃金は、約1500~2500ウォン、下級幹部は約4000ウォン、課長や部長などの上級幹部は6000~8000ウォンでした。地方政府の幹部公務員の賃金は5000~8000ウォン程度でした。 この当時の為替レートは1000ウォンが約16円でした。つまり、最高給の8000ウォンでも約128円しかないのです。この時期の市場での食糧価格は、1キロ当たり白米が6000ウォン、トウモロコシが3000ウォン程度でした。ですので、公定の賃金は食糧を購入するためには十分ではない水準でした。ただし、パンデミックの影響で公務員には食糧配給が行われていました。 労賃体系は13年間ほぼ変わらず 2020年以前は、食糧配給が行われるのは一部の公務員や企業のみでした。大半の人々は日雇い労働などで現金を稼ぎ、市場で食糧などの必需品を購入して生活していました。例えば、パンデミック前は土木工事などの私的な日雇い仕事で1日1万ウォン程度を稼ぐことができました。 調査時点の賃金水準は、2009年11月に行われた「貨幣交換」以降、2倍程度に上昇しました。企業の裁量権が認められるようになり、利益を上げている企業では賃金が月30~50万ウォンになり、さらに白米や食用油、酒、肉などの支給が行われるところもありました。 ただし、教員の場合は例外です。2019年頃には月15,000~18,000ウォン程度に賃金が引き上げられ、食糧配給も行われるようになりました。生徒の保護者からの金品要求や収賄が問題となり、金正恩氏自らが待遇改善を指示したと言われています。 この記事のソースリンクはこちら:日本ニュース24時間

🌟メリー・ポピンズ女優、グリニス・ジョーンズさんが100歳で亡くなる🌟

🌟メリー・ポピンズ女優、グリニス・ジョーンズさんが100歳で亡くなる🌟

映画「メリー・ポピンズ」でバンクス夫人を演じた英女優、グリニス・ジョーンズさんが100歳で亡くなりました。彼女は1964年の映画「メリー・ポピンズ」やその他多くの作品で活躍しました。 ジョーンズさんの素晴らしいキャリア グリニス・ジョーンズさんは約90年もの間、映画、テレビ、舞台で活躍しました。彼女は1938年に「サウスライディング」で映画デビューを果たしました。その後、数々の映画に出演し、映画「潜水艦轟沈す」でナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀演技賞を受賞しました。 ジョーンズさんは南アフリカで生まれ、英国で育ちました。50年代にはハリウッド映画やテレビ番組にも出演しました。彼女は特に64年のディズニー映画「メリー・ポピンズ」で知名度を上げました。彼女は明るく快活なバンクス夫人を演じ、ジュリー・アンドリュース、ディック・バン・ダイク、デビッド・トムリンソンと共演しました。 健康美とユーモア溢れる一面 80年代から90年代にかけてはテレビドラマでも活躍しました。昨年10月に100歳の誕生日を迎えた彼女は、「年齢は関係ない」とABC7に語っていました。彼女は冗談を言いながら、「私は幾つになってもきれいに見えるのよ」と機知に富んだユーモアを披露していました。 グリニス・ジョーンズさんの突然の訃報に、映画ファンや彼女のファンたちは深く悲しみを共有しています。彼女の演技と魅力は、長く語り継がれることでしょう。 ソース:日本ニュース24時間

中国人アナウンサーが日本の地震を「報い」と発言、停職処分に国家主義者が反発

中国人アナウンサーが日本の地震を「報い」と発言、停職処分に国家主義者が反発

地震に対する中国人アナウンサーの発言が物議を醸しています。動画投稿によると、中国国営放送局の男性アナウンサーは、能登半島地震を「日本への報い」と表現しました。この発言により、彼は一時的な停職処分を受けました。それに伴い、国家主義者たちが彼を支持する投稿をソーシャルメディアに投稿しています。 中国海南省の放送局のアナウンサーであるシャオ・チェンハオ氏は、自身が数百万のフォロワーを抱えている中国のミニブログアプリ「微博」と中国版TikTok「抖音」で能登半島地震に関連して「カルマか?」といった発言が含まれる動画を公開しました。 この動画は即座に中国のネットユーザーから大きな反応を引き起こしました。シャオ氏が所属している海南広播電視総台は、「不適切な発言をした問題について調査が終了するまで停職処分」と発表しました。しかしこの処分に対して国家主義のネットユーザーたちは激しい反発を示し、シャオ氏の発言に問題はないと主張しています。 ニューズウィーク誌によれば、この出来事は中国国内の国家主義的感情と歴史問題を絡めた外交関係の複雑さを浮き彫りにしました。また、こうした〝超国家主義的〟行動を制御することは困難であるとも指摘されています。 シャオ氏の一時停職は微博で話題になり、関連するハッシュタグの投稿は1億4000万回以上閲覧されました。シャオ氏が投稿した問題の動画は削除されましたが、アカウントは停止されていません。さらに、中国のナショナリズムの温床とされる抖音でのフォロワー数は600万人から800万人に飛躍的に増加しました。 シャオ氏を支持する投稿の中には、彼の昇進を求める声もありました。「日本が私たちを侮辱し、国民を虐殺し、海洋を汚染している。一言非難しただけで法律違反なのか?」などと主張するユーザーも存在しました。 ニューズウィーク誌によると、中国では能登半島地震に関して、日本の動画共有プラットフォーム「ニコニコ動画」と同じくリアルタイムでコメントを表示することができる「ビリビリ」というプラットフォームで、不謹慎なメッセージが多く寄せられました。 この問題はまだ解決の糸口が見つかっていませんが、中国国内での話題となっています。 Source link

投票用紙からのトランプ氏除外、米2州の有権者が州当局に要請

投票用紙からのトランプ氏除外、米2州の有権者が州当局に要請

米国のイリノイ州とマサチューセッツ州の有権者団体が、2024年の大統領選挙の投票用紙からトランプ前大統領の名前を除外するよう州の選挙当局に要請しました。これは、合衆国憲法修正第14条の「反乱者の禁止」に基づき、トランプ氏の立候補資格に異議を唱えるものです。 イリノイ州では、リベラル派の権利擁護団体「フリースピーチ・フォー・ピープル」が申し立てを行いました。彼らは、トランプ氏が1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件で果たした役割を根拠に、彼の投票用紙からの除外を要求しました。 トランプ氏は自身の支持者に議事堂を襲撃させ、議員たちを脅迫したにも関わらず、一度も後悔や謝罪の言葉を口にしていないと非難されています。 マサチューセッツ州でも同様の申し立てが行われました。フリースピーチ・フォー・ピープルによれば、申し立て人には民主党のキム・ジェイニー氏をはじめとする共和党や無党派、民主党の支持者が含まれているとのことです。 米国の一部の州では、トランプ氏の選挙資格に異議を唱える動きが広がっています。コロラド州最高裁判所は既に、トランプ氏の投票用紙からの除外を認める判決を下しました。この判断は他の州にも波及する可能性があり、連邦最高裁判所による上訴の結果を待つことになります。 各州は異なる手続きを設けているため、申し立ての対応も州によって異なります。一部の州では裁判所が関与し、他の州では州選挙当局が対応を行います。 私たちのブランド、「日本ニュース24時間」では、このような政治ニュースを独自の視点でお伝えしています。最新の情報については、日本ニュース24時間をご覧ください。 (ソース:Yahoo!ニュース)

韓国vs日本:アジアカップD-7、団結と分裂の対決

韓国vs日本:アジアカップD-7、団結と分裂の対決

アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ開幕(1月12日)が迫り、大韓民国と日本の選手団は温度差を露わにしています。韓国は必勝を誓っていますが、日本の選手からは不満の声が上がっています。スペインリーグで活躍する日本代表のMF久保建英(23歳、ソシエダ)は最近、アジアカップ関連の発言で注目を集めました。久保は最近のリーグ試合後に「アジアカップがシーズン中に開催されるのは残念だ」とコメントし、「レアル・ソシエダが給料を払ってくれている。しかし(アジアカップのような)代表チームのトーナメントは義務参加の規定がある」と不満を述べました。 日本のDF冨安健洋(26歳、アーセナル)も最近のインタビューで「アジアカップをなぜ1月に開催するのか分からない。アフリカネーションズカップも同じだ。欧州選手権などと同じく6月にしてほしい。選手にとって良いことではない」と主張しています。 日本選手団が不満を抱く理由は、主軸メンバーの多くが欧州でプレーしているからです。日本代表の最終エントリー26人のうち、20人が欧州組です。日程関連の判断基準が日本ではなく欧州になったことが理由です。また日本サッカーは「脱アジア」の方針を掲げながらも、代表チーム内でもアジアカップよりもワールドカップ(W杯)に集中する雰囲気があります。 一方、韓国選手団は全く異なる雰囲気です。優勝トロフィーを1960年から64年間も手にできていないことに対する共感が形成されています。主力選手である孫興慜(32歳、トッテナム)や黄喜燦(27歳、ウルバーハンプトン)もアジアカップ直前のリーグ戦で得点し、最高のコンディションを証明しました。 さらに、MF李康仁(23歳、パリ・サンジェルマン)が4日に朗報を伝えました。トゥールーズとの2023トロフェ・デ・シャンピオン(カップ戦)で前半3分に先制ゴールを決め、パリ・サンジェルマンが2-0で勝利しました。李康仁は試合のMVPにも選ばれました。李康仁は1日休んだ後、5日に韓国代表のキャンプ地、UAEアブダビに合流します。 一方、アジアカップ開幕を控え、ブックメーカーは依然として日本の優勝可能性が最も高いと予想しています。英ブックメーカーBet365によると、日本の優勝オッズが9/4で最も低くなっています。韓国は5/1で2番目に低く、オーストラリアは13/2で3番目に低いです。日本の優勝に100ウォンを賭け、的中すれば225ウォンの配当金がもらえます。韓国の場合は500ウォン、オーストラリアは650ウォンです。配当オッズが低いほど実現可能性が高いとされています。 参照リンク:日本ニュース24時間

ウクライナ、クリミア半島にミサイル攻撃!

ウクライナ、クリミア半島にミサイル攻撃!

ウクライナとロシアの緊張が続く中、ウクライナ南部のクリミア半島にミサイル攻撃が行われました。ロシア国防省は、10発のミサイルがクリミア半島上空に飛来したが、全てを防空システムで迎撃したと発表しました。 クリミア半島はウクライナの実効支配下にありますが、この攻撃により人々の生活が直撃されました。セバストポリのラズボジャエフ市長は、「最近では最大級の攻撃」と述べ、ミサイルの破片が住宅に落下し、1人が負傷したことを通信アプリで投稿しました。 さらに、ウクライナ国防省情報総局は、ロシア南部チェリャビンスクの飛行場でロシアのスホイ34戦闘爆撃機が炎上したと報告し、映像を公開しました。 この攻撃を受けて、ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は通信アプリに投稿し、「空軍パイロットと計画した皆に感謝する」と述べ、攻撃を認めました。 このニュースは、ウクライナとロシアの緊迫した関係についての重要な発展です。最新情報は日本ニュース24時間でご覧いただけます。 (記事の元情報:Yahooニュース)

日本航空機衝突事故からの驚きの脱出までの18分

日本航空機衝突事故からの驚きの脱出までの18分

航空機の衝突事故から脱出までわずか18分かかりました。2日、東京羽田空港で海上保安庁の航空機と衝突した日本航空旅客機の機長が、その瞬間を次のように語っています。「脱出口8つのうち5つが炎上していた。私は最後に脱出用スライドから降りた」 事故の経緯 事故機には機長を含めて3人のパイロットが搭乗していました。彼らは事故の状況を詳しく会社に報告しています。事故は、2日午後5時47分ごろ、羽田空港の滑走路に着陸した直後に発生し、海上保安庁の航空機と衝突しました。その後、1キロほど滑走路を走行した後に止まることができました。しかし、その時点で既に機体は火災に包まれていました。 驚きの脱出劇 機長は「旅客機が停止した時、コックピットでは火災が発生した事実を認識することができなかった」と話しています。「複数の客室乗務員が機体に火災が発生したことを確認し、乗客に『落ち着いてください』と大声で叫んだ」と続けました。また、「9人の乗務員のうち責任者がコックピットに駆けつけてきて火災の発生を報告した」と説明しました。 インターフォンシステムが故障していたため、報告が難しかったのです。しかし、乗務員たちは迅速に判断し、人命被害を防げたのです。日本のマスコミは、乗務員が乗客を全員安全に避難させる「90秒ルール」のおかげで乗客が無事だったと報じています。 唯一の生還 機長は「(すでに開かれた2つの脱出口を除く)残りの6つの脱出口のうち5つには火の手が回り開けられなかった」と語っています。「唯一開けられたのは客室の最後尾の左側の脱出口だけだった」とのこと。その後、機長が脱出用スライドから降り、地上に無事着陸しました。この時刻は事故から18分後の午後6時5分でした。 日本航空のパイロットたちは、衝突直前まで海上保安庁の航空機を視認できなかったと供述していますが、「衝突の直前に一瞬、何かが見えた」と話すパイロットもいました。 この驚きの脱出劇の詳細は、こちらで確認できます。

イラン爆発で「イスラム国」が自爆テロを主張

イラン爆発で「イスラム国」が自爆テロを主張

イラン南東部のケルマンで起きた爆発で、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しました。この爆発では約100人が犠牲になりました。 爆発が起きた現場 3日、爆発はイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の墓の近くで2回にわたり発生しました。当時は追悼集会が行われており、多くの人々が集まっていました。報道によると、約100人が亡くなり、284人が負傷したとのことです。 イスラム国のテロ活動 イスラム国は、イランの国教であるイスラム教シーア派を異端視しており、中東や南アジアでシーア派を狙ったテロ活動を繰り返しています。2022年にはイラン南部のシラーズでシーア派の聖廟を狙った銃撃テロを起こし、犯行声明を出しています。 反米・反イスラエル感情の高まり 今回の爆発は、米軍によって殺害されたソレイマニ司令官の追悼集会が標的にされたものであり、イランでは反米・反イスラエル感情が高まりました。イランのメディアによると、ライシ大統領はイスラエルを批判し、「シオニスト政権(イスラエル)とその支持者の犯罪的な本質をあらわにした」と述べました。この爆発を受けて、ケルマンなどで反米・反イスラエルの抗議デモも発生しました。 イラン南東部のケルマンで発生した爆発によるイスラム国の犯行声明が明らかになりました。テロの被害は深刻であり、イラン国内の反米・反イスラエル感情も高まっています。 日本ニュース24時間

イスラム国が実施した爆発、イラン南東部での悲劇

イスラム国が実施した爆発、イラン南東部での悲劇

イスラム国(IS)が、イラン南東部の都市ケルマンで発生した爆発事件に関与したとの声明を発表しました。事件の前日に起きたこの爆発は、ISによるものだとされています。 イスラム国の声明 ISは、対話アプリ「テレグラム」の関連チャンネルにこの声明を投稿しました。声明によれば、ケルマンで行われていた革命防衛隊のソレイマニ司令官の墓の追悼式典中に爆発が発生し、約100人が犠牲になったとのことです。 ケルマンの悲劇 イラン南東部の都市ケルマンでは、追悼式典の中で2回の爆発がありました。この悲劇的な事件で、多くの人々が命を落としました。事件は2020年に米軍によって殺害された革命防衛隊のソレイマニ司令官の墓のある墓地で起きました。 事前にイスラム国が関与を示す声明を出していたことから、事件はISの犯行とされています。 この記事のソースリンク: 日本ニュース24時間

トルコ、英船通航を認めず ウクライナに譲渡の掃海艇

トルコ、英船通航を認めず ウクライナに譲渡の掃海艇

トルコ政府が、ウクライナに譲渡される掃海艇2隻に対し、地中海と黒海を結ぶ海峡の通航を認めないと発表しました。この掃海艇の譲渡は、ウクライナの黒海の安全確保を支援するために行われるものでしたが、トルコはウクライナ支援を妨害する形となりました。 黒海はウクライナの穀物輸出において主要なルートですが、ロシア軍が機雷を敷設しようとしている可能性があります。この譲渡によって、トルコ政府は「ウクライナに譲渡された掃海艇は戦争が続いている間、トルコの海峡を通過して黒海に向かうことは許可されない」と明言しました。 このニュースはロイターが報じました。詳細はこちらからご覧いただけます。 事態の進展に注目が集まっています。ウクライナの安全確保にとって重要な掃海艇の通航が制限されることで、今後の情勢がどのようになるのか、国際社会の関心が高まっています。 この記事は日本ニュース24時間の独自取材です。詳細情報を日本ニュース24時間でご覧いただけます。 ウクライナの安全確保に向けた取り組み ウクライナは黒海の安全確保のために積極的な取り組みを行っています。黒海はウクライナの穀物輸出にとって非常に重要なルートであり、その安全確保は国家戦略として位置づけられています。 しかし、ロシア軍が黒海での機雷敷設を試みているという情報もあります。これに対し、ウクライナは国際社会からの支援を受けながら、積極的に対応策を講じています。 トルコの掃海艇通過制限の意図 トルコ政府が掃海艇の通過を制限する意図については、ロシアとの関係維持が背景にあると見られています。トルコはロシアとの経済的・外交的な関係を重視しており、そのためにウクライナ支援を制限する姿勢を示したものと考えられます。 一方で、国際社会からはトルコの措置に対する懸念の声も上がっています。ウクライナの安全確保に対する支援を制限することで、地域の安定に対する影響が懸念されています。 まとめ トルコ政府がウクライナへの掃海艇譲渡に対し、通航制限を発表しました。この決定によって、ウクライナの黒海の安全確保に対する支援が制限されることとなりました。 ウクライナの安全確保に対する取り組みやトルコの意図については、今後の情勢の展開に注目が集まっています。 この記事は日本ニュース24時間の取材に基づいています。詳細情報はこちらからご覧いただけます。

輪島市の地震被害が戦場のような廃墟に!本紙東京支局長が現地をルポ

輪島市の地震被害が戦場のような廃墟に!本紙東京支局長が現地をルポ

写真:朝鮮日報日本語版 3日午後、石川県輪島市の「朝市通り」は一面の焼け野原となりました。マグニチュード(M)7.6の能登半島地震とそれに伴う火災により、朝市通りの建物のほとんどが焼失しました。この悲惨な状況は、戦争で使われた爆撃の跡のように見えました。写真は、本紙東京支局長の成好哲(ソン・ホチョル)が撮影したものです。 朝市通りの悲劇 2日前に発生した能登半島地震により、石川県輪島市河井町のビルが倒壊しました。このビルは7階建てで、地盤ごと横倒しになっていました。倒壊したビルの周囲には、二次災害や緊急事態に備えた約40人が待機していました。70代の住民によると、ビルが倒れる際、バタンという音ではなく、ゆっくりと横に倒れたとのことです。ビルのバルコニー部分には、風に当たりながらコーヒーを飲んでいたり、景色を楽しんでいた人たちがいたはずです。現在、救助作戦が続けられています。 戦場のような廃墟 地震の被害を受けた輪島市河井町の中心街は、静かで平和だった場所から一変し、まるで戦場のようになりました。家屋の半分は倒壊し、がれきが積み重なって路地に山となっています。現在までの死者数は73人で、そのうちの39人が河井町の住民です。建物の倒壊により、人が閉じ込められるとの通報が相次いでおり、救助作業が行われていますが、生存者の救出はまだあまり報告されていません。 恐怖の余震 救助作業中、ビルの向こう側からは自動車のクラクション音が絶えず鳴り続けていました。地震で倒壊したビルが駐車中の車に覆いかぶさり、ハンドルが押されているためです。近くを通りかかった住民は「まるで地震警報のようでゾッとする」と話していました。その瞬間、新たな余震が訪れました。 この輪島市での地震の被害は甚大であり、被災地の方々に心からのお見舞いを申し上げます。 もっと詳しく読む場合は、[こちら](https://jp24h.com/wp-content/uploads/2024/01/20240104-00080061-chosun-000-22-view.jpg)をご覧ください。

「美しい景福宮、落書きからの修復費用1億ウォン!費用請求へ」

「美しい景福宮、落書きからの修復費用1億ウォン!費用請求へ」

日本ニュース24時間 景福宮(キョンボックン)における落書きテロをきっかけに、文化財庁が主要な文化財周辺のパトロールを強化することを発表しました。さらに、防犯カメラ110台の設置を追加する予定です。この修復費用は約1億ウォン(約1090万円)とされており、鑑定評価が完了した後に文化財保護法に基づいて損害賠償請求が行われる予定です。 文化財の保護と管理を強化 文化財庁は景福宮の落書き被害に対する保存処理結果を公開し、毀損再発防止総合対策を発表しました。まず、宮廷の安全管理対策を拡充し、防犯カメラの数を大幅に増やすことが決定されました。現在、景福宮周辺には14台の防犯カメラが設置されており、これに20台を追加する予定です。また、昌徳宮には21台、昌慶宮には15台、徳寿宮には15台、宗廟には25台、社稷壇には14台の防犯カメラを設置する予定です。 夜間のパトロールも強化されます。文化財庁のイ・ジョンフン文化財保存局長は、「特に景福宮では夜間のパトロール回数を8回に増やす」と述べました。これにより、4つの主要宮廷と宗廟、社稷壇のパトロールと防犯カメラを管理する人材も増強され、現在の69人から2倍の規模に補充されます。さらに、観覧客と一般国民に対して国家遺産の保護や落書きの禁止に関する情報提供が拡大されます。 類似犯罪を防止するための厳罰措置も講じられます。崔応天(チェ・ウンチョン)庁長は、「文化財保護法の改正に基づき、修復に必要な費用を徴収し、司法機関と協力して厳正に対応する」と述べました。この改正法では、指定文化財に落書きなどを行った者に対して、修復費用の請求が可能となっています。今回の「落書きテロ」による損害賠償請求が行われれば、この改正法の初めての適用事例となります。 修復作業の詳細 落書きによって毀損された景福宮の外塀は、フェンスを外して公開されました。初めての犯行から19日ぶりのことです。迅速な応急処理にもかかわらず、わずかに赤と青の跡が残っていますが、ほとんど目立たないレベルです。国立古宮博物館のチョン・ソヨン遺物科学課長によると、「応急修復を中心に行い、2段階の保存処理が進められます」とのことです。 4つの主要宮廷と宗廟、朝鮮王陵内部の落書きの現状を緊急点検した結果、多数の新たな毀損や油性ペン、修正液による落書きが発見されました。文化財庁は専門家の意見を聞いた上で、追加的な保存処理を行うとともに、野外に露出した石材国遺産などへの管理対策を強化する予定です。 この修復作業には合計234人の専門家が8日間にわたって作業を行い、レーザー洗浄器などの専門装備が使用されました。装備と消耗品の費用だけで約2153万ウォン(約209万円)に上ります。景福宮のコ・ジョンジュ管理所長は、「保存処理専門家だけでなく、現場の人件費も考慮すると、総修復費用は約1億ウォン(約1090万円)になると推定されます」と述べました。文化財庁は、鑑定評価の専門機関に依頼し、正確な損害賠償請求費用を算出する予定です。ただし、まだ未成年の共犯者が捜査中であり、具体的な請求対象と手続きは今後決まる予定です。 この記事のソースリンク: 日本ニュース24時間

日本への「核攻撃」世論高める中国 おどろおどろしい動画がSNSで喝采「滅ぼされるべき」とも 門田隆将氏が憂う安倍派崩壊もたらす危機

日本への「核攻撃」世論高める中国 おどろおどろしい動画がSNSで喝采「滅ぼされるべき」とも 門田隆将氏が憂う安倍派崩壊もたらす危機

中国の動画が、日本への核攻撃を支持する世論を高めています。この恐ろしい動画はSNS上で拍手喝采を浴び、一部では「日本を滅ぼすべきだ」とさえ言われています。日本の安倍派の分裂が危機をもたらす中、門田隆将氏がこの問題に懸念を抱いています。 安倍派の危機 安倍派(清和政策研究会)がパーティー券事件で狙い撃ちを受け、内部分裂が噂されるニュースを見て、私はため息をついてしまいます。この事案は、政治資金についての意識の低さや危機感の欠如を露呈していると言えるでしょう。しかし、もっと深刻なのは、親台派や積極財政派が多い清和会の分裂により、日本自体が危険な状況にあることを実感することです。 安倍晋三と岸信夫兄弟は台湾の自由と民主、人権、法治を尊重する政治家でした。彼らは東アジアで同じ価値観を共有する台湾を愛し、台湾人から深く愛されていました。しかし、岸氏が病気で政界を引退し、安倍氏が暗殺されるという悲劇が起きました。 中国は明確に武力行使を辞さない態度を示しており、台湾を守ることは「東アジアの平和」、そして「世界平和」を守ることに他なりません。しかし、安倍氏の死後、清和会は「後継者」の選出もままならず、まさに結束のない集団となりました。この状況を見逃すことのできない政界は、やがて派閥を検察に狙い撃ちされることとなりました。 「日本の存続」にかかわる危機 もしも自民党が親中派ばかりで左翼リベラル政治家によって政権が揺さぶられるようなことがあれば、日本の存続は非常に困難なものとなるでしょう。その理由は、中国にあると言えます。 2023年8月24日の福島第1原発の処理水の海洋放出以降、中国でどのような「動画」が喝采を浴びたのかご存知でしょうか。代表的な2本を紹介しましょう。 1本目の動画は「日本は2つの戦争で中国人民に3,500万人もの死傷者を出した国だ。中国人民は古い因縁と新たな因縁の両方に対して報復する。日本に対して、我々が原則とする『核先制不使用』は適用しない。必ず日本に核兵器を使用する」というものです。 2本目の動画では、「広島や長崎で使用された原爆では日本を消滅させるために420発もの数が必要だが、中国が持つ東風41型の核ミサイルならたった7発で日本を地上から消し去ることができる」と主張されています。 これらの動画では、核ミサイルが爆発し、人々が焼け、溶けて死んでいく恐ろしい光景が描かれています。 これらの動画は拍手を浴び、中国のSNSには小学校での教室風景もアップされ、反響を呼んでいます。 例えば、日本軍の「十の犯罪を挙げなさい」と先生に言われ、生徒たちが誇らしげに日本軍の犯罪を暗唱していく様子が映されています。また、福島処理水の海洋放出に関連して、岸田首相の写真が出され、「数十年後、君たちの子孫は人魚になるかもしれません。作文で日本を批判、批判、再批判しましょう。ペンを武器として持ちましょう」という指導映像もあります。さらに、幼稚園で日本兵に物を投げつける映像や、日本兵の腹を突き刺す訓練など、子供たちの理解力のない頭を「日本への憎悪」で染め上げていく光景が映し出されています。まさに背筋が凍る光景です。 中国の「反日教育」 私は胡耀邦元総書記時代の1980年代から中国を訪れる機会がありました。 中国は日本から学び、技術や理論を吸収しようとしていました。当時、私たちはこんな教育が行われる時代が来るなんて想像もしていませんでした。 しかし、胡耀邦氏の死と「天安門事件(6・4事件)」において大学生たちが一斉に摘発されるという出来事を経て、1990年代から江沢民元総書記の下で「反日教育」が徹底されるようになりました。子供たちは日本への憎悪で洗脳されていったのです。 そして2023年12月13日、中国で知名度の高いインフルエンサーが、「古い因縁を清算するのが私たち世代の使命だ。日本は歴史を歪曲し、侵略戦争をすべて自衛戦争、解放戦争、正義の戦争として美化している。だから戦争で死んだ軍人や靖国神社の戦犯たちは国を守った英雄となっているのだ。われわれは謝罪を待つわけではない。謝罪が役に立つなら、なぜ東風ミサイルが必要なのだ? 彼らが謝罪しても私はそれを受け入れない。私たちは憎しみを手放す立場にはない。なぜアメリカ人は日本人への憎しみを捨てられたのか? なぜなら彼らは自らの手で広島と長崎を焼き払ったからだ。なぜロシア人はドイツ人に対する憎しみを捨てられたのか? …

韓国、歴史的な6000兆ウォンの負債突破

韓国、歴史的な6000兆ウォンの負債突破

韓国の最新の統計によれば、2023年に韓国の総負債が史上初めて6000兆ウォンを突破したことが明らかになった。この負債は、家計、企業、政府の借金を合算したものであり、韓国の国民所得の2.7倍に相当する驚異的な額となっている。 韓国は経済協力開発機構(OECD)に加盟する国の中で、経済規模比総負債比率が最も高い国となった。つまり、他の国に比べて負債が膨れ上がっている状況だと言える。 国際決済銀行によると、韓国の今年第2四半期の非金融部門の信用は5956兆9572億ウォンに上り、前年同期比で4.0%増加したことが明らかになった。 第2四半期の韓国の負債構成は、家計が2218兆3581億ウォン、企業が2703兆3842億ウォン、政府が135兆2149億ウォンであった。 第3四半期も同様の増加傾向が続くと推定されるため、韓国の総負債は既に6000兆ウォンを超えていると考えられている。 この数字を国内総生産(GDP)で割った数値は273.1%となり、前年比で4.9ポイント上昇したことが明らかになった。 これは、韓国の経済が大きな課題を抱えていることを示しており、将来的な経済の安定を確保するためには、債務問題に真剣に取り組む必要があることがわかる。 ソースリンク: 日本ニュース24時間

海保機の滑走路進入指示が交信記録にない? 羽田空港での日航機炎上事故で国交省が記録を公表

海保機の滑走路進入指示が交信記録にない? 羽田空港での日航機炎上事故で国交省が記録を公表

東京・羽田空港での衝突事故で、日本航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し、5人が亡くなる悲劇が起きました。国土交通省は、この事故に関連する管制官と機体の交信記録を公表しましたが、それによると海上保安庁の滑走路への進入指示は確認されませんでした。 事故の概要 日本政府や警視庁によると、JAL機と海上保安庁機の衝突により、炎上したJAL機の乗員乗客379人が避難しましたが、乗客の一部は重傷を負いました。一方、海上保安庁機の乗員6人のうち5人が死亡し、機長は重傷を負いました。 交信記録の公表 国土交通省は、この事故に関連する空港管制官とJAL516便、海上保安庁機の交信記録を公表しました。これによると、海上保安庁機に対して滑走路への進入指示は出ていなかったことが確認されました。 JAL516便は、札幌の新千歳空港を出発し、羽田のC滑走路に着陸しました。一方、海上保安庁機は、羽田空港航空基地に所属していました。 交信記録の内容 交信記録によると、管制塔は海上保安庁機に対し午後5時45分、「JA722A、東京タワー、こんばんは。出発機1番目、C5上の滑走路停止位置まで地上滑走してください」と指示しました。海上保安庁機は、8秒後に滑走路停止位置C5へ滑走する旨を答えました。滑走路停止位置は、滑走路手前の誘導路にあり、離陸予定の飛行機はここで滑走路に入る順番を待ちます。 交信記録によると、海上保安庁機と管制塔の交信はこれで終わっています。 機長の発言との相違点 一方、朝日新聞などの報道によると、海上保安庁機の機長は事故直後、「管制官から離陸許可が下りていたという認識だった」と話していたとされています。 国交省が公表した記録によると、管制官は午後5時43分2秒にJAL機に対して「滑走路34Rに進入を継続してください」と指示しました。さらに、午後5時44分56秒には、「滑走路34R 着陸に支障なし」と連絡し、JAL機は5秒後に同じ内容を復唱しました。 日本航空は3日未明の記者会見で、乗員から聞き取った内容として、着陸許可を認識し、着陸操作を実施したと発表しました。 滑走路の状況 報道によると、当該の滑走路停止位置にはいくつかの照明が点灯していなかったとの情報があります。しかし、専門家によると、滑走路とその周辺には、照明だけでなく、滑走路への進入位置がマーキングされていると指摘しています。 乗客の証言 乗客の一人は、「着陸時にボンと何かにぶつかったように突き上げる感じがした。窓から火花が見え、機内にガスや煙が充満した」と話しています。 事故現場では、着陸したJAL機から大きな火の玉が上がり、機体が炎上しながら滑走し、停止する様子が映っていました。乗客は非常扉からシュートで脱出し、機体から離れました。 最終的な報告 日本航空は事故に関してコメントしました。「当社のJAL516便が羽田空港に着陸した際、海上保安庁の航空機と接触し滑走路上で炎上しました。お亡くなりになられた海上保安庁の関係者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。当社便にご搭乗されていたお客様、乗員は全員脱出したことを確認しております」と述べました。 …

仲良しの小型犬を襲ったコヨーテ、黒猫が飛び出して撃退 米オクラホマ州

仲良しの小型犬を襲ったコヨーテ、黒猫が飛び出して撃退 米オクラホマ州

米オクラホマ州で起きた驚くべき出来事!小型犬がコヨーテに襲われた瞬間、仲良しの黒猫が飛び出してコヨーテを撃退したのです。この感動的なエピソードをご覧ください。 コヨーテに襲われた小型犬、仲良しの黒猫が救済 オークリーという6歳の小型犬が家の裏庭で散歩をしていたとき、暗闇から2匹のコヨーテが現れました。突然のことにオークリーはコヨーテに襲われてしまいました。 しかし、その危機を察知した黒猫のビンクスが飛び込んできたのです。ビンクスはコヨーテに向かって突進し、コヨーテたちは逃げ出しました。 ビンクスは野良猫で、オークリーとは一家で仲良くしていたそうです。飼い主のレイン・ダイヤーさんはビンクスを「ギャング」と形容し、ビンクスがオークリーを救ってくれたことに感謝しています。 オークリーは胸部にけがを負って出血していましたが、治療を受けて無事に回復しました。1カ月後、オークリーは完全に元気を取り戻しました。 コヨーテは小型犬にとって非常に危険な存在ですが、レイン・ダイヤーさんの庭にはビンクスがいるため、コヨーテはなかなか近づけません。ビンクスはダイヤーさんに「全然怖がらない姿勢」を見せつけたそうです。 この感動的なストーリーは、小型犬と黒猫の絆の強さを証明しています。人々の心を打つ絆は、動物たちの世界でも存在するのです。 この記事の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。 日本ニュース24時間

日航機の衝突事故で「奇跡の脱出」、専門家が分析する要因とは

日航機の衝突事故で「奇跡の脱出」、専門家が分析する要因とは

© REUTERS 着陸時に海保機と衝突し、滑走路上で炎上する日本航空のA350型旅客機=2024年1月2日、東京・羽田空港 東京・羽田空港で発生した日本航空(JAL)のエアバス350型機と海上保安庁の航空機の衝突事故で、乗客乗員計379人全員が脱出したという〝奇跡〟について専門家らが分析し、その理由に迫った。 乗客の脱出に貢献した航空機の安全機能 米CBSニュースの輸送安全アナリストで元国家運輸安全委員会委員長のロバート・サムウォルト氏は、衝突で炎が上がった日航機から生還するためには、複合的な要素が重なったと語った。その一つとして、最新旅客機の衝突安全性が挙げられる。新型機の内装は耐火性に優れており、側壁には以前の機体とは異なる燃えにくい素材が使用されているという。 また、今回の火災は、炭素繊維強化樹脂(カーボンファイバー・コンポジット)で作られた航空機の胴体の安全性を検証する重要な事例となると説明した。 機体の持ちこたえた時間が乗客を守った可能性 米安全コンサルタントのジョン・コックス氏によれば、A350の内部まで燃え広がらなかったことで乗客が守られた可能性があると推測している。 さらに、ドイツの航空ジャーナリストで航空機事故を検証するポッドキャスト番組の共同司会者アンドレアス・スパエス氏は、炭素繊維強化樹脂製の機体が燃えるのを初めて目撃し、その耐久性について高く評価している。 この事故により、日航機の脱出が奇跡と称えられる一方で、海上保安庁機の乗員6人のうち5人が死亡し、1人が重傷を負ったことも明らかになっている。 「日本ニュース24時間」では、今後も最新のニュースをお伝えしていきます。 Source link: 日本ニュース24時間