ＮＹ株、一時５００ドル超安　新型コロナの影響懸念

　９日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は反落し、前日からの下げ幅が一時５００ドルを超えた。午前１０時５０分現在は前日比３７９・９４ドル安の２万５６８７・３４ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は４０・４１ポイント高の１万０５３２・９１。

　新型コロナウイルスが企業業績に与える影響が懸念され、売りが優勢となった。小売りのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが発表した２０２０年３～５月期決算の純損益が赤字に転落したことが嫌気された。（共同）