国土交通省は13日、記録的な大雨により14県計105河川で氾濫を確認したと発表した。土砂災害は27府県で計316件となった。
氾濫した河川のうち、国が管理するのは7河川。球磨川(熊本)や大分川(大分)、吉野川(徳島)などで堤防の決壊や越水が起きたほか、秋田県の米代川では、接続する水路から田畑に雨水があふれるなどの内水氾濫があった。
県管理では99河川が氾濫。国と大分県が分担管理する大分川が含まれるため、国、県管理全体の氾濫は105河川となった。
土砂災害の内訳は熊本56、鹿児島44、長野27、長崎24など。