安野貴博氏、参院選で議席獲得後「チームみらい」の略称「チみ」に驚愕 Xで波紋

AIエンジニアで政治団体「チームみらい」党首の安野貴博氏(34)が、20日投開票された参院選での初の議席獲得後、自身の党の略称についてX(旧ツイッター)で驚きを表明し、注目を集めている。安野氏はメディアが使用する略称に疑問を呈し、これに対し多くのユーザーから共感や意見が寄せられた。

AIエンジニアで政治団体「チームみらい」党首の安野貴博氏(2025年5月撮影)AIエンジニアで政治団体「チームみらい」党首の安野貴博氏(2025年5月撮影)

「チみ」に戸惑い、Xでの反響

安野氏はXの投稿で「最近テレビを見て驚いたこと:」と前置きし、「『チームみらい』の略称が『チみ』だった」と率直な感想をつづった。この投稿はすぐに反響を呼び、多くのユーザーが同様の疑問や懸念を表明した。

ユーザーからは「なんだチみは」「これ気になってました」といった共感の声が相次いだ。中には、「どのメディアも『れいわ新選組』は略す時も3文字で『れいわ』と書かれています。メディアに勝手に自作された、無効票になるような略称が定着する前に、きちんと『みらい』と記載するよう、各メディアに要請していただけないでしょうか? 認知度アップのためにここは譲ってはいけないポイントかと!」といった具体的な提言や、党の認知度や投票の有効性に関わる重要な問題として捉える意見も寄せられた。

チームみらいと安野貴博氏の台頭

安野貴博氏は、2023年7月の東京都知事選に出馬し、全体5位となる約15万票を獲得して話題となった人物である。その勢いを背景に、今年5月には新党「チームみらい」を立ち上げ、自身が党首に就任。今回の参院選では比例代表として候補者を擁立し、初の議席獲得という成果を上げた。「永田町を変えるには、永田町に入るしかない」と訴え、既存の政治体制への挑戦を表明していた。

安野氏の今回の発信は、新興政党がメディアにどのように扱われるか、またそれが有権者の認識や投票行動にどう影響しうるかという、政治とメディアの関係性における重要な側面を浮き彫りにしている。党の正式名称とメディアによる略称の齟齬は、今後の政治活動における党のブランディング戦略や認知度向上への課題を提起していると言えるだろう。


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