日本舞踊の流派を超え、実力派舞踊家5人で構成する「五耀會(ごようかい)」(西川箕乃助、花柳寿楽(じゅらく)、花柳基(もとい)、藤間蘭黄(らんこう)、山村友五郎)。コロナ禍で活動休止を余儀なくされていたが、24日より本格始動し、その内容を8月9日からネット配信する。今年、蘭黄は日本芸術院賞、友五郎は紫綬褒章と栄誉が続き、脂がのった踊りを見られる貴重な機会になりそうだ。
公演名は「日本舞踊への誘い by 五耀會」。これまでは主に名取など、プロの舞踊家向けに催していたが今後、一般に開放する。24日は午後2時から、箕乃助の稽古場(東京都新宿区)で、無観客で長唄舞踊「松の緑」などを披露し、5人のトークも行う。当日収録した動画を8月9~23日まで、ネット配信する。
視聴希望者は、五耀會HP(https://www.goyokai.com)から申し込む。視聴料は1000円。