仮眠中アラームで同僚妨害 明石市、職員を厳重注意


 兵庫県明石市役所の当直用仮眠室で、施錠した自分のロッカーに目覚まし時計を置いて数時間ごとにアラームを鳴らし、同僚の仮眠を妨げたとして、市が40代の男性職員を厳重注意処分にしていたことが21日、市への取材で分かった。処分は昨年7月。職員は調査に「夜でも起きているべきだと思い、起こしてやろうと思った」と説明した。

 市によると、平成30年11月~31年3月の8日間、60代の同僚職員の勤務日を狙い、ロッカーに目覚まし時計をセット。同僚は繰り返し起こされたが、アラームを止められなかった。

 市では、深夜の電話や窓口での対応、庁舎警備のため総務局財務室の職員約10人が1日数人ずつ当直勤務に当たっている。休憩中は仮眠が認められているが、仮眠を取らない職員もいた。処分された職員は同僚が仮眠を取ることに不満があり、仮眠が認められる決まりを変えたいとも考えていたという。



Source link