顧客情報250万件を紛失 みずほ総研、媒体破棄か


 みずほフィナンシャルグループ(FG)子会社のみずほ総合研究所(東京)は21日、保管していた顧客情報延べ約250万7千件を含む記録媒体を紛失したと発表した。誤って破棄した可能性が高く、不正に持ち出された形跡はないとしている。

 紛失したのは平成30年12月以前に取引していた顧客の情報で、氏名や企業名、連絡先や売り上げデータなどが含まれていた。破棄したとみられる記録媒体のデータを復元するためには特殊なシステムが必要で、情報が第三者に読み取られる可能性は低いとしている。

 みずほ総研は「今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、早急に再発防止策を取りまとめる」としている。同社は問い合わせ専用の電話窓口を設置した。フリーダイヤル(0120)856660。



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