米ゴールドマン、マレーシア政府と4000億円で和解

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 マレーシア財務省は24日、政府系ファンド「1MDB」からの巨額資金流用事件を巡り、米金融大手ゴールドマン・サックスから39億ドル(約4100億円)相当の賠償を受けることで和解したと発表した。マレーシア側は、同社に関係する法人や個人に対する刑事訴追は全て取り下げる。

 1MDBは2009年に当時のナジブ首相=背任罪などで公判中=が設立したが、在任中に自身の不正流用疑惑が発覚。18年の総選挙でマハティール氏が率いる政党連合に敗れ、マレーシア初の政権交代が起きる要因となった。

 マレーシア検察当局は18年、1MDB子会社の計65億ドルの債券発行を引き受けたゴールドマンの子会社などが、関係書類に虚偽や誤解を招く情報を記載したとして、子会社3社と元幹部らを証券取引法違反の罪で起訴していた。(共同)

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