【北京=三塚聖平】中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は25日に発表した談話で、米当局者がテキサス州ヒューストンにある中国総領事館の建物に「強引に入った」として「強い不満と断固とした反対」を表明した。米側に対して既に厳重な申し入れを行ったとして、「中国は正当で必要な反応を行う」との方針を示した。
米国務省報道官によると、ヒューストンの中国総領事館は24日に閉鎖された。米国からの報道では、同日午後の閉鎖期限を迎えたのを待って米当局者らが総領事館の敷地に入り、館員らが全員退去したことを確認した。