調布の小型機墜落、遺族側が控訴 1審判決に不服


 平成27年、東京都調布市の自宅に小型機が墜落し、長女の鈴木希望さん=当時(34)=を亡くした母、宏子さん(64)が、都や機体の管理会社などに約9500万円の損害賠償を求めた訴訟で、宏子さん側は29日、会社側に約7500万円の支払いを命じる一方、都への請求を棄却した1審東京地裁判決を不服として控訴した。

 1審判決は、機体の管理会社「日本エアロテック」の過失責任を認めたが、都については「対応が不合理だったとは言えない」とした。

 宏子さんは判決後「飛行場の設置管理者である都に事故を防ぐ権限がなく、賠償責任もないのであれば、また事故が起きてしまう」とのコメントを出していた。



Source link