ロシア軍、ウクライナ制圧地微増 昨年末比、参謀総長が報告


 ゲラシモフ氏は、ロシア西部への攻撃を防ぐためのウクライナ領内の「緩衝地帯」づくりも成功裏に進んでいると強調。ウクライナ北東部スムイ州で13集落、東部ドニプロペトロウスク州で7集落を制圧したとした。

 東部ハルキウ州でも緩衝地帯づくりは成功しているとし、ウクライナ軍が22年9月に奪還した要衝クピャンスクをほぼ封鎖し、約半分を制圧したと主張した。

 ゲラシモフ氏は「現時点で戦略的な主導権はロシア軍が完全に握っている」と強調した。

 ベロウソフ氏は昨年12月、ウクライナ軍が統制しているのはルハンスク州で1%以下、ドネツク州やザポリージャ州、ヘルソン州では25~30%だと主張していた。



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