【李登輝氏死去】最後の訪問先・沖縄からも悼む声

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「ひめゆりの塔」を訪れ、防空壕跡の前で一礼する台湾の李登輝元総統(右)=平成20年9月22日、沖縄県糸満市(長谷川周人撮影)

「ひめゆりの塔」を訪れ、防空壕跡の前で一礼する台湾の李登輝元総統(右)=平成20年9月22日、沖縄県糸満市(長谷川周人撮影)

 李登輝氏の最後の訪日先である沖縄でも、死去を悼む声が聞かれた。平成30年6月の沖縄訪問を支えた日本台湾平和基金会の西田健次郎理事長(76)は、「日本人よりも日本を理解している方だった」と振り返る。

 この時の訪日は、摩文仁の丘(沖縄県糸満市)で行われる台湾出身戦没者慰霊祭に出席するのが目的。それより前、西田氏が慰霊碑への揮毫(きごう)を求めたところ、「為國作見證」(公のために尽くす)の書が送られるともに、自ら慰霊祭に出席したいとの意向が伝えられ、実現したという。

 李氏は当時95歳。西田氏によれば、車いすだったが頭脳は明晰(めいせき)で、炎天下で行われた慰霊祭でも姿勢を崩すことはなかった。 

 「滞在中、『武士道を忘れてはならない』ということを、力強くおっしゃっていたことが今も耳に残っている。本当に残念でならない」。訃報を受け、西田氏は声を震わせた。

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