30日午前の東京株式市場の日経平均株価は5営業日ぶりに小幅反発した。前日の米株高を好感し、買いが先行した。上げ幅は一時100円を超えた。
午前終値は前日終値比11円18銭高の2万2408円29銭。東証株価指数(TOPIX)は3.25ポイント安の1545.79。
前日のニューヨーク株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の結果を受けて金融緩和が長期化するとの見方からダウ工業株30種平均が反発。東京市場でも追い風となった。
一方、国内では29日の新型コロナウイルスの新規感染者が1000人を突破した。東京都以外の都市部でも増加傾向が顕著となり、相場の重しとなった。