韓国人「台風で韓国の超高層マンションの窓ガラスが粉砕される‥」新種災難に見舞われた「ビル風」とは? 韓国の反応

釜山海岸沿い24か所の測定結果
この4日間、「メイサーク」と「ハイシェン」など2つの台風が直撃し、海雲台、広安里など釜山海岸の高層マンションは窓が数十枚ずつ割れる被害を受けた。この被害はハイシェンなど台風が伴う強風によるものだが、高層ビル周辺の「ビル風」が被害を大きくしたと指摘されている。一部では高層マンション·ビル時代にビル風が新たに登場した「新型災難」という話まで出ている。

韓国人「台風で韓国の超高層マンションの窓ガラスが粉砕される‥」新種災難に見舞われた「ビル風」とは? 韓国の反応

ビル風はパイプ内を流れる水や空気が狭い部分では圧力が下がり速度が速くなる「ベンチ効果」のように広い空間で吹いていた風が高層ビルの間の狭い空間に入ってきて速度がもっと速くなることを言う。 ビル風はビルの間の側面で吹いたりもするが、上から下へ(下降風)、下から上へ(上昇風)吹いたりもする。 時には風と風が出会って渦流を作ることもあるという。

このようなビル風現象が重なり、3日未明の台風「メイサーク」の際、海雲台海水浴場の目の前に位置する101階建てのエルシティの建物は、外壁タイルと施設構造物が風で破れていった。南区のある高層マンションも同日、ベランダの窓ガラス数十枚が壊れた。今月7日未明、台風8号が通過した際、海雲台のあるマンション団地には、ビル風で飛ばされた砂利が、ガラス窓を割って居間まで飛んできたケースもあった。海雲台の超高層アパートに入居しているチョさん(63)は、「窓の”ジジッ”という音とともに、外の激しい風の音で窓ガラスが割れるのではないかという心配で、一睡もした」と語った。

韓国人「台風で韓国の超高層マンションの窓ガラスが粉砕される‥」新種災難に見舞われた「ビル風」とは? 韓国の反応

ビル風の恐ろしい威力は、最近の研究でも明らかになった。 行政安全部と釜山市が発注した「ビル風」の研究を行っている釜山大社会環境システム工学科のクォン·スンチョル教授チームは8日、「今月7日午前0時から12時間にわたり、海雲台海岸沿いの高層ビル周辺の風速を測定したところ、『ビル風』の風速が海上の台風速度より7メートルほど速いことが分かった」と発表した。

クォン教授チームは同日、101階建ての建物1棟と80階建ての建物2棟からなる海雲台海水浴場前のエルシティ周辺12ヵ所と、80階建てのマンションが密集しているマリーンシティ一帯の24ヵ所で、測定を行った。 同時刻、海上で測定した最大風速(10分間の平均風速)は秒速2~3m、エルシティやマリンシティの測定地点の風速は、これより一段と速かった。

マリンシティ24ヵ所の最大風速は秒速30メートルで、海上より7メートルも速かった。 特に、最大瞬間風速は海上の2倍を超える秒速50メートルまで記録した。エルシティの場合、台風がピークを迎える時間帯は、測定すらできなかった。 クォン教授は「風が強すぎて、人が外に出て測定できる環境ではないため、午前6時からエルシティの測定をあきらめた」と話した。

クォン教授チームは「成人男性が秒速10メートルぐらいの風なら、まっすぐ立つことができるが、秒速20メートルほどなら前に立てば耐えることができ、25メートル以上の時は風に体の方向を変えにくく、30メートルでは両足を動かしながら必死に中心で捕まえなければならないが、35メートルを超えれば、どんな姿勢を取っても風に飛ばされる」と話した。

クォン教授は「海岸に近い地域でビル風の風速が最大2倍まで増加した」とし「ビル風を新種の災難と認識し、対策を立てる必要がある」と述べた。

 韓国の反応 

・海辺の近くに超高層ビルを建てて、毎年台風が飛んでくると思うけど、これは本人が勝手にした事だ

 

・自然災害の中で海辺の高層ビルが最高危険地域だと専門家がよく言っているが、対策も無しに海辺に超高層階を建てた人間に考えがあるかの問題だ

 

・そんな所で毎年台風&ビル風に気を使いながら暮らせば、精神に問題が生じそうだ

 

・これに許可を出した公務員、大丈夫だと言い張った設計事務所を全て調べなくては

 

・ガラスが割れても、風で体が飛ばされても、住宅価格が下がることを言わずに我慢して生きていってください

 

・そんな事も知らずに設計したのか?これは人災だ

 

・水の道、風の道を塞げば大災難は続くだろう

 

・自然への挑戦が、結局は爆忘に向かう

・好きなように生きなきゃ

 

・現代版バベルの塔!

 

・11ヶ月は優雅に過ごして、1ヶ月は災害映画俳優になって過ごして、やっぱり高いマンションの価値があるね

 

・釜山の海辺で風が強いのは基本常識ではないだろうか?それにもかかわらず敢えて超高層ビルを建てるなら、基本常識は守らなければならない

 

・一度や二度は耐えられるかもしれないけど、海辺で毎年繰り返しやってくる台風の風にあの高層ビルの森が果たしてどれだけ耐えられるか知りたいです

 

・毎年あれだけ揺れればきっとひびが入るし、いつか折れるでしょう。風の力を無視した人間の貪欲がどの様な結果をもたらすか

 

・金持ちの高級マンションは、災害支援金を使わず自分達で直させろ

 

・昨日のニュースで見たら、海水温度上昇に台風がもっと強くなるんだって・・それに日本と近いから地震の心配

 

・考えずに建てた構造の惨劇は、今後はるかに増えるだろう。超強化ガラスと複合素材の鋼鉄板でできても、基本的に風を正面から吸収したり、避けられなく建設されたのだ

 

・エルシティの近くでは普段も横を通れないほどの強風が吹きます。台風の時は殺人的です。特に台風の時は巨大な窓ガラスが空を飛び回ります。気をつけてください

 

・安全は無視して一軒でも多く分譲しようと風穴を作らなかった建設会社に抗議しろ

 

・高層マンションに住んでいる方々にいつも感謝している新都市住民です。高くお買いになって風を防いでくださってありがとうございます

Source