エンジン欠陥問題の現代・起亜車、株価が急落

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現代自動車グループの鄭義宣新会長が14日午前、世界の役員社員に送ったビデオ就任メッセージで発言している。[写真 現代自動車グループ]
現代自動車グループの鄭義宣新会長が14日午前、世界の役員社員に送ったビデオ就任メッセージで発言している。[写真 現代自動車グループ]

現代・起亜車がエンジンの欠陥に対する引当金を計上することが伝えられ、20日の韓国株式市場で株価が急落した。

現代車はこの日午前10時10分現在、前日終値比3.27%(5500ウォン)下落した16万2500ウォンで、起亜車も同比2.78%(1300ウォン)下落の4万5400ウォンで取引されている。

現代・起亜車は振動や停止などエンジン欠陥問題が浮上したシータ2GDiおよびシータ2ターボGDiエンジンを搭載した2010-19年の車両保有顧客(韓国および米国)に生涯保証プログラムを提供することを決めた。

このため現代・起亜車はそれぞれ2兆1000億ウォン(約1950億円)、1兆2600億ウォンの品質費用を7-9月期の業績に反映することにした。リコールや交換など顧客サービス費用をあらかじめ用意し、これを7-9月期の業績に「マイナス」で反映したのだ。これを受け、現代・起亜車の7-9月期の業績は市場の期待値を大幅に下回り、赤字が避けられないとみられる。

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