現代自動車がBTS(防弾少年団)とともに公開した電気自動車ブランド「アイオニック」のイメージ。[写真 現代自動車]
現代自動車が初めてインターブランド「グローバル100大ブランド」の自動車部門でトップ5に入った。
現代自動車は20日、グローバルブランドコンサルティング会社のインターブランドが発表した「2020グローバル100大ブランドの総合ブランドで36位、自動車部門5で位を達成したと明らかにした。
インターブランドは毎年世界の主要ブランドの価値評価を実施し、グローバル100大ブランドを選定して発表している。各ブランドの価値は財務状況とマーケティングの側面を総合的に測定し、各ブランドが創出する未来期待収益を評価して算定される。現代自動車のブランド価値は前年より約1%増加した143億ドルを記録した。
インターブランド関係者は「現代自動車のブランド価値上昇理由は、専用電気自動車ブランド『アイオニック』を発表するなど未来モビリティー事業の本格的な拡張とブランドに対する持続的な投資にある。電気自動車・水素自動車の実質的販売拡大などを通じて持続可能なブランドとして市場変化に積極的に対応している姿勢を高く評価した」と話した。
現代自動車は世界のエコカー市場で注目される成果を見せている。今年6万台以上の電気自動車販売を記録し、世界の電気自動車市場で高いシェアを記録しており、8月には電気自動車専用ブランドのアイオニックを立ち上げて2024年まで3種の電気自動車専用モデルの発売を予告した。
現代自動車関係者は「自動車産業環境に吹き荒れている巨大な変化に積極的に対応しモビリティーリーダーになるために努めている。未来モビリティー産業に対する果敢な投資と技術競争力を基に、顧客ひいては全人類に1次元高い暮らしの経験を提供し、人類の幸福に貢献するブランドとして定着するよう着実に努力していきたい」と話した。