どうなる米大統領選 3つのポイントに注目

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どうなる米大統領選 3つのポイントに注目

 11月3日に行われるアメリカの大統領選挙が目前に迫ってきた。今年は、コロナウイルス感染を恐れて、記録的な数の有権者が、郵送などで既に事前投票を済ませている。つまり、両候補にとって、流れを変えるような時間は、もうほとんど残されていない。今回は、ピューリッツァー賞に輝いたこともある米地方紙で記者として働いていた日本人ジャーナリストが、最新の結果予想と選挙当日の3つの見どころを解説する。

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 専門家も注目する統計データサイト「ファイブ・サーティー・エイト」の予想によると、ジョー・バイデン民主党候補が勝利する確率が88%、ドナルド・トランプ大統領が12%となっている。(10月20日時点)

 これは全米や州単位で行われている、あらゆる世論調査の結果を、独自の公式に当てはめて導き出された値だ。(個々の世論調査を深読みするのは、誤差が大きくて危険。)他社の予想も似たような数値となっている。

 つまり、トランプ大統領が再選する確率は、「サイコロで1の目が出る」よりも低い。

 「全てのデータが正しいと仮定すれば、もしくは少なくとも4年前の選挙と同じくらいに正確だとすれば、バイデンが大勝するでしょう」とカリフォルニア大学アーバイン校で政治学と法学を研究するチャールズ・スミス教授は言う。

 しかし、2016年の選挙で、トランプ氏が下馬評を覆してヒラリー・クリントン候補に勝ったため、世論調査に懐疑的な人は多い。

 そのため、多くの世論調査は、トランプ勝利のカギを握ったと言われる、大学を卒業していない白人有権者の声がより反映されるよう変更を加えた。(ちなみに、世論調査に正直に答えない「隠れ」トランプ支持者が大量に存在する証拠はない、とファイブ・サーティー・エイトは分析する。)

 それに、トランプ候補の健闘ぶりは、世論調査の誤差の範囲内だった。ファイブ・サーティー・エイトの直前予想でも、トランプ氏が勝つ確率は約3割と、決して低くはなかった。調査が的外れだったのではない。

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