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満62～69歳のインフルエンザ無料接種が始まった初日、半日で接種者が26万人を超えた。予防接種後、死亡がインフルエンザワクチンと直接的な因果関係がないという疾病管理庁の発表が出ると、インフルエンザワクチンのフォビア（恐怖症）が大きく和らぎ、接種者が著しく増加した。
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現在までインフルエンザ予防接種後の死亡者は59人だ。このうち、調査が終わった46人は因果性がないことが分かり、現在13人が調査中だ。特に、この日の午後1時基準の解剖完了死亡者は計33人で、彼らの解剖結果でもインフルエンザワクチンと死亡に関連性があるという事実は確認されなかった。
26日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、満62～69歳のインフルエンザ無料接種事業開始初日のこの日、当該年齢の接種者は無料接種の場合、午後1時基準で26万1786件を記録した。有料接種者を合わせれば26万3240件だ。該当年齢の接種対象者498万3534人の約5%に達する。
死亡申告事例は59人（件）で、このうち46人はワクチン接種と関連がないことが分かった。調査の結果、△死亡事例からワクチン異常反応と推定される所見がなく、△心血管・脳血管・糖尿・慢性肺疾患・悪性腫瘍など、基底疾患による死亡の可能性が高かった。
また、この日の午後1時までの死亡者33人の解剖結果では、ワクチンの影響とは見られない明らかな別の死因が発見された。現在まで確認された死因は脳出血、肺動脈血栓塞栓症などだ。この他の疾患はなかった。
特定会社やどれか1つの製造番号にも品質問題はないことが分かった。59人のうち同一製造番号で2件以上の死亡届があるワクチンは計14件であったが、死因等の判明により因果性が確認できなかった。
これにより、疾病管理庁は現在まで死亡と予防接種間の因果性は非常に低く、別途のワクチン再検定や国家予防接種事業の中断なしに事業を続けている。ただ、アナフィラキシーなど、重大な副作用が発生する可能性に備え、接種安全守則を呼びかけている。
イ・ソンギュ予防接種管理課長は「高齢層は予防接種を受ける時、予診票を誠実に作成し、接種後はしばらく病院にとどまり、副作用がないか確認しなければならない」とし「翌日、激しい運動やサウナなどは健康に悪い影響を及ぼすことがある」と話した。
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