韓国版ブラックフライデー「コリアセールフェスタ」15日間開催…消費心理を刺激するか(1)


韓国版ブラックフライデーと呼ばれる「コリアセールフェスタ」が幕開けした。
韓国版ブラックフライデーと呼ばれる「コリアセールフェスタ」が幕開けした。

流通業界の新しいシーズンとして注目を集めている11月のショッピングフェスティバルが始まった。韓国版ブラックフライデーと呼ばれる「コリアセールフェスタ」が幕開けしたからだ。1日から15日まで続くコリアセールフェスタを筆頭に、中国光棍節(11月11日)、米国ブラックフライデー(11月27日)までグローバルショッピングフェスティバルが続き、コロナ禍の長期化で冷え込んでいた消費心理が回復するかという期待感も高まっている。

韓国政府は消費クーポンの再開、所得控除の限度上昇、自動車個別消費税の引き下げ、流通業界の販促費用分担義務の緩和など使用可能な政策資源を総動員して支援に出る。

1日コリアセールフェスタ推進委員会によると、先月30日を基準に過去最大の企業1633社が今年コリアセールフェスタに参加する。自動車・衣類・家電・化粧品など消費財製造業界の参加は昨年(704社)の2倍を上回る。

特に、新型肺炎で売り上げ下落の影響を受けた流通業界はコリアセールフェスタをきっかけに実績を引き上げるという覚悟だ。ロッテ、新世界など大型流通業社はコリアセールフェスタの幕開けに合わせて系列会社の総動員に入った。

ロッテショッピングは流通系列会社8社〔百貨店・マート・スーパー・ホームショッピング・ハイマート・セブンイレブン・LOHB’S(ロブス)・ロッテオン〕が共生と分かち合いをテーマにしてコリアセールフェスタに参加した。ロッテが今回のコリアセールフェスタに動員する物量は販売額基準で2兆ウォン(約1845億円)規模で歴代級だ。

現代百貨店もコリアセールフェスタ期間に合わせて割引きイベントを企画した。狎鴎亭(アックジョン)本店など全国15店舗で「プレミアムアウター大典」「家電・家具・寝具・食器特価77選」「人気食品半額ディール」のようなイベントおよびプロモーションを進める。

新世界百貨店は5日まで江南(カンナム)店、センタムシティ店、大邱(テグ)新世界、光州(クァンジュ)新世界など4店舗で「コリアファッションマーケットシーズン2」のイベントを開催する予定だ。ヤングカジュアル、女性ファッションなど約50ブランドの繰り越し商品を最初の販売価格に比べて最大60%割引きする。

韓国の主な百貨店は15日コリアセールフェスタが終われば直ちに冬定期セールを始め、年末シーズンに雰囲気をつなげる計画だ。

流通業界関係者は「米国と中国はもちろん、韓国でも11月は年中最大の割引き行事が開かれる時期に位置づけられた」として「特に、今年は新型肺炎で消費が冷え込んでいただけに、『報復消費』に対する期待感が大きい」と話した。

Eコマース業界もショッピングシーズンを迎えてサービスを強化した。オンラインショッピングモールは1日0時から大々的な割引きイベントに入った。イベント開始に合わせて安売りイベントでは品切れと売り切れが続いた。

Eコマースサイト「11番街」は毎日32個の人気製品を割引された価格で販売する。計500億ウォン規模の割引き特典を用意した。

イーベイコリアが運営する「Gマーケット」「オークション」「G9」は12日まで「ビッグスマイルデー」イベントを進める。最大40万ウォンの割引きクーポンを計3回ずつ各サイト別に提供して900万個の商品に割引きを適用する。Eコマースサイト「ティーモン(TMON)」は11月1カ月間「ティーモン全商品積み立て」イベントを行う。一月最大100万ウォンまで積立金を受けることができる。

韓国版ブラックフライデー「コリアセールフェスタ」15日間開催…消費心理を刺激するか(2)



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