イラン、米大統領選に固唾のむ 困窮市民、圧力転換に期待

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イラン、米大統領選に固唾のむ 困窮市民、圧力転換に期待

 【テヘラン共同】米国と敵対するイランで、多くの市民が3日の米大統領選の行方を固唾をのんで見守っている。トランプ政権の「最大限の圧力政策」がさらに4年間続くのか。米制裁と新型コロナウイルス感染拡大でイラン社会の混迷が深まる中、超大国の外交政策を左右する選挙戦への関心は高い。

 イランの新型コロナ感染者は中東で最多の60万人超、死者は3万5千人に達した。北西部の西アゼルバイジャン州の公立病院に勤める女性医師メヘヌス・ババイさん(38)は、選挙動向を伝えるニュースを毎日チェック。新型コロナ重症者も担当し、「適切な治療を受けられず、人が次々に死んでいく」と憤った。

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