「数年間面会できていない」市職員が１１０番、天井裏に切断遺体…男「数年前に死んだ父親」

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　遺体を切断して自宅の天井裏に遺棄したとして、埼玉県警草加署は３日夜、同県草加市花栗、無職の男（５５）を死体損壊と死体遺棄の疑いで逮捕した。容疑を認め、「（遺体は）数年前に死亡した父親」と供述しているという。

　発表によると、男は昨年５月頃、自宅アパートで遺体を切断し、押し入れの天井裏に遺棄した疑い。今月２日夕、同市職員から「数年間、高齢男性と面会できていない」と１１０番があり、同署員が職員と部屋に入ったところ、遺体を発見した。遺体は衣服を着たまま白骨化していた。

　調べに対し、男は「数年前に父が亡くなり、怖かったので通報できなかった」「天井裏に隠そうと思ったが、入らなかったので切断した」と供述している。県警は身元の特定を進めるとともに、死因などを調べている。

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