強盗目的で住宅街を徘徊(はいかい)したなどとして、神奈川県警川崎署は10日、強盗予備の疑いで、いずれもとび職で、愛知県碧南市向陽町の高須亮被告(24)=強盗罪などで起訴=と同県安城市古井町三ツ塚の入口信星(いりぐち・のぶとし)被告(21)=盗品等保管罪で起訴=を再逮捕した。いずれも容疑を認めている。
2人の再逮捕容疑は5月31日午前7時ごろから約11時間にわたり、強盗をする目的で包丁などを携帯し、川崎市川崎区の住宅街を徘徊したなどとしている。
同署は6月に同区内の女性宅に侵入し、女性に刃物のようなものを突き付けるなどし、クレジットカードや現金などを奪ったとして10月、高須容疑者を、また被害品を保管したとして入口容疑者をそれぞれ逮捕。取り調べや携帯電話の通信履歴などから今回の事件が発覚した。