「レイプ神話」届かぬ被害者の声 杉田水脈議員は逃げ切ったのか(上)

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「レイプ神話」届かぬ被害者の声 杉田水脈議員は逃げ切ったのか(上)

 自民党の杉田水脈衆院議員が性暴力被害に関して「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言してから1カ月以上が過ぎた。杉田氏はブログで釈明した後、ほぼ沈黙を続け、自民党も口頭で杉田氏に注意しただけだ。謝罪や辞職を求める13万8千筆超の署名も受け取られることなく宙に浮いたまま。世間の関心は日本学術会議の任命拒否問題などに移り、杉田氏や自民党が「逃げ切った」かのようにも見える。

 だが、性暴力被害者や支援者らの怒りは収まっていない。「あの発言には、決してうやむやにしてはいけない問題が含まれている」からだ。

 一体、杉田氏の発言の何が問題だったのか。「レイプ神話」というキーワードから、改めて考えたい。(2回続き、共同通信=小田智博、三浦ともみ)

 ▽WHOも警鐘

 まずは、発言の経緯をもう一度振り返ってみる。杉田氏は9月25日、自民党の会合で、政府担当者が性暴力被害者の相談事業を説明した際に「女性はいくらでもうそをつけますから」と述べた。性暴力の被害を受けたという女性の申告には虚偽が含まれているかのように受け取れる表現だった。

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