バイデン氏、国務長官にブリンケン氏起用へ 24日に一部閣僚人事発表か

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 ブリンケン氏はオバマ前政権で大統領副補佐官(国家安全保障担当)や国務副長官などを歴任。バイデン氏が上院外交委員長当時の委員会スタッフで、バイデン氏の側近としても知られる。中国やロシアの脅威や気候変動などの課題へ対応するための国際協調を重視。今年7月のシンクタンク・ハドソン研究所での講演では「米国の関与と指導力が必要とされている」と述べていた。

 一方、バイデン次期米大統領の首席補佐官に指名されたロン・クレイン氏は22日、ABCテレビのインタビューで「火曜日(24日)に閣僚人事の一部が発表される」と述べた。ブルームバーグ通信は、安保担当補佐官にバイデン氏が副大統領当時の補佐官を務めたジェイク・サリバン氏(43)の起用が有力と伝えた。ワシントン・ポスト紙は国連大使にリンダ・トーマス・グリーンフィールド元国務次官補(68)が検討されていると報じている。

 バイデン氏は大統領選で当選を確実にし、今月7日に勝利宣言をしたが、トランプ大統領は敗北をいまだに認めておらず、バイデン氏の政権移行チームは連邦政府から協力を得られない状況が続いている。移行チーム幹部のジェン・サキ氏はCNNテレビのインタビューに「閣僚候補の身辺調査に連邦捜査局(FBI)の協力を得られていない」と語っており、過去に政治任用ポストの勤務経験があり上院の承認も経ている人物の起用を優先している模様だ。

 一方、クレイン氏はABCのインタビューで、1月20日の大統領就任式や関連行事について、新型コロナウイルス感染の影響を踏まえ「従来より規模を縮小したものになる」と述べた。【ワシントン高本耕太】

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