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日本の防衛省の防衛研究所が人工知能などを活用した新しい戦争を想定して中国が軍備の拡大を進めていると指摘した報告書を公表したことに対し、中国国防省は、「客観的でなく無責任だ」などと非難しました。
防衛省の防衛研究所は、１３日に公表した中国の軍事動向に関するレポートの中で、中国がサイバー空間や電磁波による攻撃などを組み合わせた現代の「情報戦争」に対応するため、軍の整備を進めていると分析。未来の戦争を人工知能やコンピューターの機械学習など人と機械が一体化した「智能化戦争」と名付け、専門部隊の強化を進めていると指摘しました。
これに対し、中国国防省の任国強報道官は２６日の定例会見で、「客観的でなく無責任で、専門的でもない」などと非難しました。また、「中国は一貫して平和的な発展の道を守ってきた」としたうえで、「国防と軍隊の近代化建設を加速させるのは、国家主権と安全、発展の利益を守るため」と主張。「いかなる国にも脅威を与えない」と強調しました。（27日02:38）
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