韓国与野党、来年予算558兆ウォンで合意…災難支援金に3兆ウォン、ワクチンに9000億ウォン


過去最大で編成された来年「スーパー」予算が2兆ウォン(約1885億円)増える。当初政府の提出案より2兆2000億ウォン増えた558兆ウォン規模の来年予算案に1日、共に民主党と国民の力が合意した。

韓国政府が提出した予算が国会で削減されずに増える(純増)のは2010年予算案以降11年ぶりだ。9月政府提出案で7兆5000億ウォン増え、5兆3000億ウォン減少される。単に増加する支出予算は2兆2000億ウォンだ。民主党は予算案の純増に、国民の力は党が提案した第3次災難支援金の予算編成に意味を置いている。

与野党は新型コロナの第3次拡散により関連予算を大幅に増やした。まず第3次緊急災難支援金に3兆ウォンが使われる。支援金は被害が大きい業種と階層に選別的に支援される。ワクチンの購入費用として9000億ウォンがさらに反映された。

今年予算で確保した3562億ウォン(第4次補正予算を含む)に9000億ウォンが加わってワクチン予算は1兆3000億ウォン前後に増える。民主党は「国民4400万人に対する接種を確保することができる予算」と説明した。残りの3兆6000億ウォンは庶民の住居安定事業、福祉事業などで増額される。

減額される5兆3000億ウォンには「韓国版ニューディール」事業関連予算が相当部分含まれるだろうと国民の力が明らかにした。増える支出予算2兆2000億ウォンは国債発行で充てることにした。国の借金も増えるしかなく、与野党の合意通りなら来年の国内総生産(GDP)に比べて国家債務比率は企画財政部が当初予想した46.7%から46.8%に0.1%ポイント上がる。

国会は2日本会議で来年度予算案を処理する。予定通りに処理されれば国会先進化法が初めて施行された2014年以降6年ぶりの法廷期間(2日)内処理だ。



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