サウジアラムコ、韓日中向けの原油価格引き上げ

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サウジアラビアが韓国と中国などに輸出する原油価格を引き上げた。

ブルームバーグは6日、「サウジ国営石油会社アラムコが軽質油類価格を1バレル当たり80セント引き上げ、ベンチマーク(基準価格)より30セント高くした」と伝えた。

ベンチマークはドバイ・マーカンタイル取引所(DME)で取引されるオマーン産原油(DMEオマーン)の先物価格3カ月平均値だ。アラムコが2018年に新たに選定した基準値だ。DMEオマーンは4日現在1バレル当たり49ドル台で取引されている。

ブルームバーグは「1バレル当たり80セントは最近5カ月間で最も大きい引き上げ幅」と伝えた。これに先立ちブルームバーグが集計したアナリストへのアンケートで、多くが1バレル当たり65セントの引き上げを予想した。アラムコは9月から3回にわたりアジア地域向け輸出価格を連続して引き下げていた。

アラムコはアジア向け価格だけ上げたのではない。地中海地域の国に輸出する価格も上げた。これに対し、北欧・西欧諸国に対する価格は据え置いた。米国に輸出するすべての等級の原油価格は引き下げた。

ブルームバーグは「アジア地域の需要は堅調で、新型コロナウイルスがこの地域に及ぼす影響は大きくないかもしれないという見通しから輸出価格を上げた」と報道した。

一方、オランダの投資銀行ラボバンクは最近の報告書で「アジア地域にもっと多くの原油を輸出するために2021年以降に米国とサウジ、ロシアなどが激しく競争するだろう」と予測した。ラボバンクは原油など原材料専門の投資銀行だ。

特に米国はトランプ大統領が中国を相手に貿易交渉を行い、中国にシェールオイルと天然ガスを大量に販売し始めた。サウジとロシアの原油輸出市場であるアジアに米国が参入した格好だ。

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