[ワシントン 6日 ロイター] – 11月の米大統領選と同時に実施された上院選が決選投票に持ち越されたジョージア州で6日、候補者による討論会が行われ、共和党現職のロフラー氏は、トランプ氏は大統領選で敗北したと思うかとの質問に、明確な回答を避けた。
同州では2議席が確定しておらず、1月5日に行われる決選投票が上院の勢力図を決めることになる。
討論会の序盤、先月の大統領選は「不正に操作された」とするトランプ氏の主張に同意するかと聞かれると、ロフラー氏は「ジョージア州の人々がわれわれの選挙プロセスを信頼することが非常に重要。大統領は、すべての法的手段に対してあらゆる権利を持っている」と応じた。
これに対して、対立候補の民主党ウォーノック氏は、ロフラー氏はなぜ「米国の民主的な選挙に疑念を示し続けるのか。前に進めむべきときだ」などと攻撃した。
もう1議席を争う共和党現職パーデュー氏は討論会を欠席し、民主党候補のオソフ氏は1人で登壇した。