米大統領選めぐる争い、決着期限迎える…トランプ氏「逆転」さらに厳しく


米大統領選めぐる争い、決着期限迎える…トランプ氏「逆転」さらに厳しく

【写真】トランプ対バイデン 激戦の構図

 連邦法の規定によると、各州の選挙結果を巡って異議申し立てなどの紛争がある場合、選挙人が候補者に投票する日の6日前までに紛争を収拾できれば、それまでに認定した開票結果が最終的なものとみなされる。今回の大統領選で選挙人の投票日は今月14日のため、8日が期限だ。各州がこの期限までに紛争を収拾させる義務はないが、期限内に決着させれば、裁判所や議会の判断で結果が揺らぐ可能性は極めて小さくなる。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、8日時点で、全50州と首都ワシントンが選挙結果を認定した。認定を終えた州の獲得選挙人はバイデン氏が計306人、トランプ氏が計232人だ。バイデン氏は当選に必要な270人以上を既に得ている。各州選挙人の投票結果は、来年1月6日に連邦議会で集計され、確定する。

 トランプ氏は徹底抗戦を続ける構えだ。トランプ陣営は8日、声明を発表し、「我々は選挙の正当性を守る戦いを続ける」とした。



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