日本政府は、新たな駐韓日本大使に相星孝一 駐イスラエル大使を内定したことが伝えられた。相星大使は、韓国に2回 勤務した経験があり、韓国語にも精通しているといわれている。
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韓国政府は、「日本通」のカン・チャンイル(姜昌一)“共に民主党”議員を駐日韓国大使にすでに指名しているが、今回 日本も「知韓派」の相星大使を駐韓日本大使に内定したことで、これは日韓関係改善の意志が反映されたものだという見方が出ている。
共同通信などによると、日本政府は冨田浩司 駐韓日本大使の後任に「知韓派」の相星大使を内定した。
相星大使は1983年 外交官生活を始め、1999年から2001年には一等書記官・参事官として、2006年から2008年までは政務公使として、2回にわたって駐韓大使館で勤務した。韓国での勤務期間は計4年2か月ほどとなる。
特に 相星大使は「韓流ファン」を自認するほど「親韓派」として知られている。相星大使は海外出張の時には、飛行機の中で韓国映画を観て、出張先でも韓国料理店に必ず立ち寄るという。韓国文化に浸かることで、業務のストレスが解消されたとも紹介されている。
このように日韓両国が、それぞれの大使を駐在国の専門家へと交代したことは、日韓関係改善の意志を反映したものだとみられている。