韓国銀行(韓銀)が27日、刊行物「海外経済フォーカス」で来年の日本の経済成長率を2-3%台と予測した。現在は新型コロナ感染拡大による世界的な需要減少などで振るわないが、2021年にはプラス成長をすると予想した。
日本経済はコロナの余波で振るわなかったが、最近は改善に向かっている。日本の実質GDPは4-6月期に前年同期比でー8.3%まで落ちたが、7-9月期には5%台と、4期ぶりにプラス成長に転じた。
韓銀は来年の中国経済については「世界的な景気回復と消費回復、製造業の投資拡大、コロナの影響が大きかった今年との比較などで今年より高い8%台の成長を遂げる」と予想した。
続いて「来年は中国経済が速いペースで回復するとみられ、財政・通貨などマクロ経済政策は漸進的な正常化を模索するはず」とし「内需中心の双循環成長戦略を本格的に推進する中で、質的な成長のための政策支援をさらに強化するだろう」という見方を示した。