孫正義氏が株37%所有の韓国クーパン、早ければ4-6月期にIPO実施


ソフトバンクの孫正義会長
ソフトバンクの孫正義会長

韓国クーパン(Coupang)を含め、日本ソフトバンクが投資した企業6社が、今年、新規公開株(IPO)の実施を準備中だという。

ブルームバーグ通信は7日(現地時間)、消息筋を引用してこのように報じた。ブルームバーグは「クーパンはIPOを今年4-6月期にも実施する可能性があり、企業価値評価は300億ドル(約3兆円)以上になるだろう」と伝えた。

孫正義会長が率いるソフトバンクグループのビジョン・ファンドはクーパンに27億ドルを投資して株式の37%を保有している。実際にクーパンは米国証券市場上場を目標に掲げ、昨年から「ビジョン・ファンドの投資会社のうちIPO優先順位はクーパン」という話も出ていた。

ブルームバーグはクーパンの他にIPO候補としてインドネシアの電子商取引会社「トコペディア(Tokopedia)」、中国カーシェアサービス企業「滴滴出行(Didi Chuxing)」、インド保険比較サイト「PolicyBazaar」、ドイツ中古車取引企業「オート1グループ(Auto1 Group)」、「TikTok」の親企業である中国の「バイトダンス(ByteDance)」などを挙げた。

昨年ソフトバンクは米国最大のフードデリバリースタートアップ「ドアダッシュ(DoorDash)」と中国企業「貝殻找房(KEホールディングス)」の上場で投資分野で大きな成功を収めていた。



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