米下院でトランプの弾劾訴追決議が出されれば、次は上院で弾劾裁判にかけられる。トランプの任期が終了した後に有罪が決まる可能性もあるという。ここではトランプが元大統領としての資格をなくした場合にどんな権利を失うかという記事を取り上げるが、そこから深掘りしてトランプ支持者にどんな変化があるかも探ってみた。
トランプ大統領が弾劾された場合、何が起きるのか?
1/13(水) 14:49配信 BuzzFeed Japan
アメリカのドナルド・トランプ大統領が自身の支持者らを扇動し、暴徒化した支持者らが連邦議会の議事堂に侵入するという前代未聞の事件の後、民主党はトランプ氏の弾劾に動いている。【BuzzFeed】
トランプ大統領は2019年にも、権力乱用と議会侮辱で弾劾されている。同氏は任期中に弾劾手続きが2度取られる史上初の大統領となりそうだ。
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現地時間13日の水曜日に、下院議員の過半数がトランプ氏の弾劾(すなわちトランプ氏の起訴)に賛成した場合、退任後も上院が裁判を行う可能性があると法律専門家はみている。
2019年とは異なり、今回は上院でも、弾劾裁判での有罪に賛成する共和党議員が増える可能性が高い。2019年にトランプ氏の弾劾を支持した共和党議員はミット・ロムニー上院議員だけで、共和党の賛成票は1票だった。
上院議員の3分の2がトランプ氏の有罪に賛成した場合、トランプ大統領は有罪となり大統領を解任されることになる。これはアメリカ史上、例がないことだ。
トランプ氏がわずか数日の任期を残して有罪となった場合、予定より少し早く大大統領職を辞任せざるを得ない。しかし、それ以上の結果が待っている可能性がある。
トランプ氏の任期が終了する1月20日の後に有罪となった場合、同氏はもはや大統領を「解任」されることはないが、それでも大きな影響を受けるかもしれない。
これらの多くは前例のないものであり、そしておそらくは後に裁判になる可能性が高いが、もしトランプ大統領が弾劾裁判で有罪となった場合、以下のようなことが起こる可能性がある。
1.再び大統領選に立候補できない可能性
2.元大統領として享受するいくつかの権利を失う可能性
元大統領の権限を定めたFormer Presidents Act(元大統領法)によると、元大統領は生涯にわたって「執行部門の長の基本給の年率に等しい」年金を支払われることになっている。2020年では 約22万ドル(約2300万円)になる。
また元大統領は、オフィスを設けて有給のスタッフを雇う権利がある。加えて元大統領の配偶者は、年間2万ドルを受け取る権利がある。
しかしこの法律は、弾劾に関する条項の「アメリカ合衆国憲法第2条第4項に基づき、解任以外の方法でその職務が終了した」大統領にのみ適用される。
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3.トランプ氏はシークレットサービスに警護される権利を失う可能性(しかし、おそらくその可能性は低い)
4.トランプ氏の政治的地位と評判に傷が残る可能性
1月20日以降に有罪となる恐れも…24日までが危険日か
トランプ大統領の弾劾って、今日決まるんですか?
そろそろ決議が出されているかもね。この後上院で弾劾裁判にかけられる。任期があと6日しかないから任期中の弾劾は非現実的だが、1月20日以降に有罪になる可能性はあるそうだ。
そこまで厳しくするなんて、酷いと思います・・・。トランプ大統領は、きっと怒ります!
この記事はトランプが元大統領としての資格をなくした場合にどんな権利を失うかという部分にフォーカスされてて、「何が起きるのか」というタイトルからややずれてしまっているね。
そこで我々の力でトランプ弾劾が決まった後に起こり得ることを推測しようじゃないかという話だ。今日仮に下院で弾劾訴追決議が出たとする。次に何が起こると思う?
ボクは、1月24日までが危険日だと思うので、上院が1月24日までにトランプ大統領を弾劾しなければ、大丈夫だと思ってます!
なるほどね。危機の終わりの日付を区切ったか。俺はトランプ支持者の次の武装デモが1月16日以降に計画されているという部分に着目している。前に出ていた話では17日~19日だったから、1日早まったことになる。
1月16日以降に全米で武装抗議行動が計画されていることが明らかになったが、ワシントンDCにおいては、武装したトランプ支持の過激派4,000人が連邦議事堂を包囲する計画である模様。また、彼らは交戦規則を公表しており、計画的な組織的グループであるという。https://t.co/tLjlmDQSFL
— Maiko Ichihara (@IchiharaMaiko) January 12, 2021
ABCが入手したFBIの公報によると「1月16日から少なくとも20日までは50州の全ての州議会で、17日から20日までは米国議会で武装抗議行動が計画されている」。
就任式の日前にトランプ大統領が罷免された場合、州、地方、連邦政府の裁判所や行政ビルを「襲撃」することを呼びかけるグループがある。 https://t.co/R1PuIfBvMy
— クレイマー、クレイマー (@izakicramer) January 11, 2021
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CNN📺️速報🚨FBIが更なる抗議行動についての
情報メモを公開トランプ大統領が解任された場合
1月16日~20日までの間に
🇺🇸50州と政府機関、議会などにおいて武装抗議が起こる危険がある
バイデン、ハリス、ペロシに対する暴力、脅迫の懸念⚠️FBIはSNSなどから得た
この情報を公開した pic.twitter.com/UuIDu3BfgD— mamaco ままこ° 🐾🍵🐱🍉 (@Mamako_Hitakami) January 12, 2021
あまりに早くに動きすぎるとワシントンD.C.に配備された米軍や州兵に本気を出されて20日を迎える前に息切れする可能性がある。普通ならば19日の方をメインに持ってくるよな?
1月16日の計画が本物か、それとも左派の偽装デモか
つまり19日の方は陽動で、本当の計画は16日であり16日以降長期間に渡って米議会議事堂を占拠する目論見があると。こういう推測は成り立たないだろうか?
その16日の計画は、ニセモノの可能性があるそうです!左寄りの人達が、トランプ大統領の民兵になりすまして、規制を強めるんじゃないかって言われてます!
【トランプ速報】1月16日予定のデモは極左が民兵になりすましている可能性大! 偽情報の拡散に気をつけろ…ジェームズ斉藤が警告!https://t.co/mnhzvNA0DC
●緊急事態です! pic.twitter.com/nvgvoazuxw
— トカナ/TOCANA 好奇心を刺激するオカルトニュースメディア【公式】 (@DailyTocana) January 13, 2021
ホントカナ?まあそういう話もあるよってことで。
「トカナ」って、そういう意味だったんですね・・・。じゃあ、こっちの方がガセですね。16日のデモが、本番だと思います!
いや知らないけどww 実際6日の議会占拠のせいでビッグテックが堂々と期制を始めたからな。いい口実になってしまったわけだ。クーデター未遂とも言われているが、それにしては統率が取れてなかったし怪しい動きではあった。そこを踏まえると十分に疑わしい。
だがいずれにせよ暴動が起きるようなら警戒をしなくてはいけない。民主主義国家として世界に手本を示さないといけないよな。中国は明らかに米国版Ti anan menを狙ってるから。
その「ティアンアンメン」って何ですか?
新しい雑誌の名前。6月4日創刊予定だ。まあ冗談だけどなwww 冗談にならないように陸軍にはしっかりと警備してもらわないといけない。16日だろうが17日だろうが19日だろうが暴動を起こしてはいけない。そこだけは守らないとな。
それは、みんな一緒だと思います!暴動を煽ったのは、トランプ大統領ではなかったので、みんな納得してます。
トランプ大統領、最後まで諦めないで下さい!バイデンさん、油断してはいけません!さようなら!
※黒井追記:弾劾訴追決議案が可決された。2度目の弾劾訴追は史上初のことだ。
米下院、トランプ氏を弾劾訴追 2度目は史上初
1/14(木) 6:29配信 AFP=時事
【AFP=時事】(更新)米下院は13日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を弾劾訴追する決議案を可決した。トランプ氏はこれにより、退任7日前にして、史上初めて2度にわたり弾劾訴追された米大統領となった。
採決では民主・共和両党の計232議員が賛成票を投じた。共和党からは10議員が賛成に回った。
決議案は、先週起きた議会襲撃事件をめぐりトランプ氏を「反乱の扇動」で訴追する内容。トランプ氏は今後、上院で弾劾裁判にかけられるが、裁判の開始は今月20日のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領就任後となる見通しだ。【翻訳編集】 AFPBB News