8年ぶり赤字のルノーサムスン、「サムスン」ロイヤリティーもゼロに

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2019ソウルモーターショーで公開されたXM3 INSPIREのショーカー。[写真 ルノーサムスン自動車]
2019ソウルモーターショーで公開されたXM3 INSPIREのショーカー。[写真 ルノーサムスン自動車]

最近リストラに着手したルノーサムスン自動車はサムスングループにブランド使用料(ロイヤリティー)を支払わなかった。ルノーサムスンの昨年の業績は2012年以来8年ぶりの赤字転換が確実視されている。ルノーサムスンとサムスングループは昨年8月、サムスンブランドの使用契約を終了することを決め、2年間の猶予期間を置いた。

ルノーサムスンの関係者は27日、「昨年は赤字が確実視される状況であり、サムスンにロイヤリティーや配当金を支払わなくてもよい。過去にも赤字の時期にはサムスンにロイヤリティーを支払っていない」と述べた。

仏ルノーグループは2000年、サムスン自動車株を取得し、最大株主になった。現在、サムスンカードはルノーサムスンの2番目の株主(持ち株比率19.9%)だ。サムスンカードはルノーサムスンの配当金として2019年に309億ウォン(30億円)、昨年は97億ウォンを受けた。

双方の契約内容には「税引前営業利益が発生する年に製品売上高の約0.8%をサムスン側に支払う」となっている。ルノーサムスンがブランド所有権者のサムスン電子・物産にはロイヤリティー、株主のサムスンカードには配当金を支払う構造だ。

サムスン内部では「ルノーサムスンとの株式保有関係を終えるべき」という主張も出ている。半導体・バッテリー事業で他の自動車企業と円滑に協力するためだ。ルノーサムスンが今後「韓国ルノー」(仮称)に社名とブランドを変更する可能性もある。

昨年から国内販売が始まった小型SUV「ゾエ」にはルノーのひし形マークが付いている。首都圏では多くの営業支店がすでにルノーを象徴する黄色を活用したインテリアに変えている。ただ、釜山(プサン)工場と隣接する嶺南(ヨンナム)圏ではサムスンブランドを好む雰囲気が続いているという。

ルノーサムスンは「サバイバルプラン」と名付けてリストラを進行中だ。来月26日まで全職員を対象に希望退職を受け付けている。役員数を40%縮小し、賃金を20%削減することにした。サービスセンターだった京畿道(キョンギド)一山(イルサン)テクノステーション(TS)も売却することにした。ルノーサムスンの直営軽整備サービス店は現在、釜山の1カ所のみ。

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