以前から度々噂になっていた中国の海航集団がデフォルトした。債務返済ができず破産と再建について申請したという。中国政府でも隠蔽し切れない大型破産の第1号ということになるかもしれない。
中国・海航集団が経営破綻 コロナ禍で行き詰まる
1/29(金) 21:36配信 時事通信
【北京時事】中国・海南航空を中核とする複合企業の海航集団は29日、経営破綻したと発表した。
急激な拡大戦略が裏目に出て資金繰りが悪化する中、新型コロナウイルス流行に伴う旅客の減少が追い打ちとなり、経営に行き詰まった。
同社は声明で、債務返済ができなくなり、債権者が海南省高級人民法院(高裁)に破産と再建を申し立てたと説明。今後は法院の調査に協力するとともに、事業を継続するとしている。地元メディアによると、早ければ今年半ばの再建を目指しているという。
中国人民銀行が引き締めを始めたとの観測も
ええっ?この会社って、結構有名ですよね?破産したんですか?
どうやらそうらしいよ。中国の中でもひと際危険な企業とされていたが、ついに経営破綻したらしい。債務の返済に行き詰まったそうだ。
中国は、コロナを封じ込めてると思ったのに全然ダメだし、やっぱり経済もダメそうですね・・・。
去年は耐えたけど今年はどうだか分からないよな。ワクチンで新規感染者数がようやく減少に転じ始めたという程度では先は見通せない。新たな変異種が出てくる可能性もある。旅行業は今後も困難な状況が続くだろう。
やっぱり、2月は暴落しそうですね・・・。今から暴落の準備をしておきます!
この記事で知ったが、どうやら中国人民銀行が政策を引き締めている可能性があるらしい。金利も上昇しつつあるようだ。デフォルトリスクが高まっている企業が他にもあるという。
中国の社債、流動性逼迫のなか大量償還迫る デフォルトリスクも
1/29(金) 18:25配信 ロイター
[上海 29日 ロイター] – 中国の金融システムで資金需給が逼迫する中、社債の大量償還が迫っている。中国当局が新型コロナウイルス流行に対処するための景気刺激策の縮小を計画しているとの憶測もあり、向こう数カ月の間にデフォルト(債務不履行)が増加するリスクが高まっている。
S&Pグローバル・レーティングによると、今年3─4月に約2兆6000億元(4021億9000万ドル)相当の社債(人民元建て)が償還期限を迎えるか、もしくは期限前償還が可能になる。
大量の社債が償還期限を迎える背景には、新型コロナへの積極的な政策対応を受けて資金調達コストが低下し、昨年初めに社債発行が急増したことがある。
S&Pグローバル・レーティングの中国専門家、チャン・リー氏は「中国の発行体のクレジットリスクは昨年、先送りされたが、消えたわけではない」と指摘。「借り換えリスクは非常に大きい。資金調達コストが非常に高くとも、(発行体は)受け入れざるを得ない」と述べた。
中国の堅調な景気回復を背景に市場金利は既に高水準になっていたが、このところは国内の流動性が逼迫し、金利は一段と上昇。中国人民銀行(中央銀行)が政策を引き締めているとの観測も広がっている。
じゃあ、大変な事になりますね・・・。中国経済は、今度こそダメになりそうです!
中国が倒れるとアジアは全部だめになるよ。前号のコロマガ海外支部アジア編でも似たような話をしたけど、中国依存度が高い国が多いからな。今号もこの話を盛り込むかもしれない。
中国内部での抗争が影響しているとの見方も
ネットユーザーの反応です!
・海航集団は、何年も前から巨額投資の付けて経営難に陥っています。社債もジャンク扱いされてます
・債務を圧縮しても、すぐに運転資金不足になると思います
・やっぱり、習近平さんと王岐山?という人の不仲が原因だと思います。逮捕が迫ってるんですか?
・長さ世界一の高速鉄道も、国の支援がなくては維持できません
・中国共産党の裁可1つで、どうにでもなります。南方航空と吸収合併させます
・計画的な倒産だと思います
なるほどね。政治的な対立が背後に隠れている可能性が大と。これはいよいよ本気で中国分裂論が復活しそうな気配だ。オバマ時代からずっと言われてきたことだ。
習さんって、意外と国内に敵が多いですよね?江沢民という人とも仲が悪いみたいです!
Qanonが言うところのディープステートは中国にも存在するからな。習近平はそれらと戦っているという設定もよく耳にする。上海で散発的に続く封鎖も背景に政治が絡んでいる可能性がある。いずれにせよ戦争の舞台が中国自身になればひとたまりもないだろう。
中国の皆さん、電気を大事にしましょう!食料を大事にしましょう!さようなら!