
独島
独島(ドクト、日本名・竹島)の「地価」が大きく上昇した。慶尚北道(キョンサンブクド)は2日「都内行政区域である鬱陵郡(ウルルングン)独島里の標準公示地価を調査した結果、前年より7.53%~17.78%が上がった」と明らかにした。
島である独島は陸地とは違って全体101筆地で構成されている。101筆地のうち接岸施設・住居地・自然林に分類し、標準3筆地を定めて毎年公示地価を算定する。
まず船舶接岸施設がある独島里27番地の1平方メートル当たり公示地価は165万ウォン(約15万5000円)だ。前年比10%上昇した。住居施設がある独島里30-2番地の1平方メートル当たり公示地価は93万5500ウォンということが分かった。前年より7.53%が上がった。自然林で構成された独島里20番地は公示地価が最も大きく上昇したところだ。1平方メートル当たり5300ウォンで、昨年調査より17.78%上昇した。
慶北道は独島の公示地価の上昇要因を独島の社会的・政治的重要性が独島自らの経済的価値を引き上げたと分析した。また、国民の独島に対する高い関心、これに伴う観光需要の増大と観光基盤施設の増設が公示地価の上昇に影響を及ぼしたと分析した。
独島に行くために経るべき鬱陵島に空港が建てられるのも独島の公示地価の上昇に影響を及ぼす要因になり得る。鬱陵郡も空港建設の効果で前年比11.66%の平均公示地価が上がった。
今年慶北地域の全体標準地公示地価の変動率は全国10.39%より1.95%低かった。