【韓国】バイデンと文在寅の電話会談、早くもすれ違いw

バイデンと文在寅の電話会談が早くもトラブルの種になりそうな気配だ。バイデンは中国に関する対処について特に言及せず声明にも盛り込まなかったが、韓国大統領府の発表では議論したことになっているのだ。「そんなことは言ってない」の事例がさっき出たばかりだが、早くもギクシャクし始めたことになる。

米ホワイトハウス、「中国への対応」で日韓で異なる扱い=韓国報道
2/4(木) 19:04配信 WoW!Korea

米ホワイトハウスは3日(以下、現地時間)、米韓首脳電話会談に関する記者会見で、中国について言及しなかった。

米ホワイトハウスは、この日発表した米韓首脳電話会談に関する記者会見で、両首脳が米韓同盟の強化、対北朝鮮政策における調整をはじめ、ミャンマーのクーデター、新型コロナウイルス感染症、気候変動などについて対話を交わしたと明らかにした。

米ホワイトハウスは、米韓首脳電話会談の後に行われたオーストラリアのスコット・モリソン首相との電話会談に関する記者会見では、「中国に対する対処」について議論されたと明らかにした。

また、米ホワイトハウスは、先月に行われた日米首脳電話会談に関する記者会見で、「両首脳が、中国と北朝鮮を含む地域の安全保障問題について議論した」と明らかにしている。

本来、韓国・オーストラリア・日本は、伝統的に米国の友好国であるはずだが、韓国だけ「中国に対する対処」について言及されることはなかった。

ところが、韓国大統領府によると、ムン・ジェイン(文在寅)大統領とジョー・バイデン大統領は、この日行われた電話会談で、中国についての意見を交換した。大統領府のカン・ミンソク報道官は記者会見で、「ミャンマー、中国などその他の地域情勢に関しても(両首脳が)意見を交わした」と伝えた。

「米中綱渡り外交」を余儀なくされている韓国の状況を考慮したとき、韓国が米国と手を握って、中国を相手に積極的に対応をすることは難しいと判断したため、韓国だけ「中国に対する対処」について言及しなかった可能性があるとする見方が多くなっている。

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米国に必要とされてないことが分からない韓国

バイデンと文在寅の電話会談の内容自体はさっきの記事のホワイトハウスの声明を見れば大体分かるが、先に行なわれた豪州との首脳会談では出てきた”China”の文言がなかったのは自明の理だ。米国政府がそう言っているのに強情に話し合った!意見を交換した!と虚勢を張る韓国政府は何とも空しい。米国に必要とされてないことを認められないんだろう。

韓国は対中の包囲網として役に立たないと烙印を押されたに等しいが、かと言って北朝鮮との協議について進展があるはずもなく米国もほとんど空約束に近い状態と思われる。実際今回の会談ではバイデンが一方的に北朝鮮政策の全面的な見直しを公言していて、トランプ時代のやり方にこだわる文在寅は置いていかれる可能性が高い。ここでもすれ違いだ。

文氏がバイデン氏と初の米韓首脳電話会談 日韓関係改善の重要性確認
2/4(木) 18:25配信 産経新聞

【ソウル、ワシントン】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、バイデン米大統領と電話会談した。米韓首脳の電話会談は先月20日のバイデン氏の就任後初めて。両首脳は、日韓関係の改善と日米韓の協力が地域の平和と繁栄にとって重要であるとの認識を確認し、朝鮮半島の非核化に向けて緊密に協力していく方針で一致した。米韓両政府が発表した。

文氏は、慰安婦問題で日本政府に賠償を命じた韓国裁判所の判決に「困惑」を表明し、日韓関係の改善に意欲を示している。日米韓協力を重視してきたバイデン氏が、文氏との間で公式に日韓関係改善の必要性を共有したことで、文氏がさらに日本との関係改善に本腰を入れる可能性がある。

米韓首脳は、早急に包括的な対北朝鮮戦略を共に準備する必要性でも一致した。ただ、南北対話の再開のため、トランプ前米大統領が進めた対北首脳外交の継承を望む文氏に対し、バイデン政権は、強力な制裁を軸に対北政策の全面的な見直しを検討中で、認識の違いが既に露呈している。
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金正恩が大人しい。バイデン新政権に対して特に何かを表明していない。出方を探っているのかもしれないが、それとは別に新たな戦略に舵を切ったものと思われる。非核化をする気は当然ない。バイデンが北朝鮮へどういった働きかけをするかが見えてくれば次のシナリオも決まるだろう。文在寅の運命は最初から逮捕と分かっているが。