韓国で2人目「ギビング・プレッジ」登録したカカオ社の金範洙議長

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「少しでもこの世をより良くして去ること…一時この地に存在していたことによって、たった1人でも幸せになること、それが成功だ」(ラルフ・ワルド・エマーソン『成功とは何か』より)

金範洙(キム・ボムス)カカオ議長(55)が富豪の自発的寄付活動「ギビング・プレッジ(The Giving Pledge)」に財産の半分(5兆ウォン、約4812億円)以上の寄付を公式誓約した。ギビング・プレッジとは、2010年にマイクロソフトのビル・ゲイツ会長、バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長が財産の社会還元を誓約して始めた自発的寄付活動だ。テスラ創業者のイーロン・マスク氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏など25カ国220人が誓約した。韓国ではウアハンヒョンジェドゥル(優雅な兄弟たち)創業者のキム・ボンジン氏に続いて2人目の登録だ。

金議長はこの日公開された誓約書で寄付を決心したきっかけとして『成功とは何か』の一節を引用した。30代の若さで成功した後訪れた、迷いの時期によく読んだ詩だという。ハンゲーム創業者の金議長は李海珍(イ・ヘジン)ネイバー創業者と共に韓国1位のポータル企業NHN(ネイバーとハンゲームの合併会社)を起こした後、2007年に同社を去った。

金議長は「貧しい子供時代を経験した後、30代に至るまで『金持ちになること』を唯一の人生の成功と考えて走ってきた」とし、「目標だった富を得た後、人生の方向を見失った」と述べた。続けて、「すべてのことをストップさせて韓国を離れ、米国で家族との時間を過ごして『人生の第2幕』について悩んだ」とし、「『成功とは何か』に触れてから、今後どう生きるべきか舵をとることができた」と付け加えた。その後、金議長はカカオを創業し、時価総額42兆ウォンを超える企業に成長させた。

寄付金は、企業がアプローチしにくい領域の社会問題の解決に関することから使用する計画だ。金議長は「社会的企業や財団を通じて社会問題の解決に積極的に取り組む100人の革新家を発掘し、支援する計画」とし、「私たちが歩んでいく道が、世界を変えるために挑戦する新たな革新家の旅路を補うことを期待している」と述べた。金議長は先月25日に開かれたカカオ社内懇談会でも寄付金を寝かせておかずに、必要なところに使っていくと述べた。

古くから関心を持っていた教育分野も支援すると明らかにした。実際、金議長は数年前から金正宙(キム・ジョンジュ)NXC代表、金澤辰(キム・テクジン)NCソフト代表、李海珍ネイバーグローバル投資責任者、イ・ジェウン・ダウム創業者などと共に共同出資したCプログラムを通じて非認可実験学校「コックロ(逆に)キャンパス」を支援してきた。学外の青少年がスタートアップ方法で勉強したいテーマを決めて自ら勉強するようにし、今後の進路を探すのを助ける一種のフリースクールだ。金議長は、誓約書に「未来の教育システムに対する適切な代案を模索する」とし、「貧富の格差で『傾いた運動場』まっすぐに直す」と説明した。

金議長は、誓約書の冒頭に自身よりも先に妻(ヒョン・ミソンさん)の名前を書いた。寄付の決定が家族間で十分に相談した上で下した結論という意味を込めた。カカオの関係者は、「金議長は寄付誓約に至るまでの妻の個人的な努力と犠牲に感謝し、これを尊重する趣旨で寄付誓約書に妻の名前を先に書いた」と説明した。

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