サムスンはギャラクシー21、LGはテレビのおかげで…1-3月期、アーニングサプライズの見込み

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サムスン電子とLGエレクトロニクスが「家電特需」を受け、ことし1-3月期のアーニングサプライズ(期待以上の好実績)を記録するとの見方が出ている。両社は来週、1-3月期の暫定業績を発表する予定だ。 

31日、金融情報会社Fnガイドによると、サムスン電子の1-3月期の売上高と営業利益コンセンサス(平均予測値)は、それぞれ60兆5990億ウォン(約5兆9540億円)と8兆7167億ウォンだ。昨年1-3月期と比べて、それぞれ9.5%、35.2%増えた。金融投資業界では、サムスン電子のことしの年間売上高が262兆8626億ウォンで過去最多だった2018年(243兆7714億ウォン)を超えると予想した。

サムスン電子の1-3月期の業績は、完成品(セット)事業部が牽引した。1月にギャラクシーS21シリーズを早期発売し、ことし2月に世界のスマートフォンのシェア1位を奪還した。更にギャラクシーバッズなどマージン率が高いウェアラブル製品の売上が同時に上昇し、スマートフォン事業を担うIT・モバイル(IM)部門の営業利益が増えると分析される。ネオQLED(量子ドットLED)テレビやビスポーク冷蔵庫を打ち出した消費者家電(CE)部門でも高い営業利益が予想される。

半導体(DS)部門の営業利益は、期待に及ばない見通しだ。米テキサス州オースティン工場の稼動停止による営業への3000億ウォン前後の支障、ファウンドリ(半導体受託生産)先端プロセスの低収率、中国西安NAND型フラッシュ工場のランプアップ(生産量増大)に伴う初期費用負担の増加などが原因として挙げられる。

ウォン高も、半導体業績不振の要因の1つと分析された。半導体業界関係者は、「1月初めにウォン・ドル為替レートが安値を記録したが、1100ウォン台に留まっても昨年の平均より低い水準」とし、「輸出に依存しているサムスン電子などの半導体企業に悪材料として作用した」と述べた。ただし、ノ・グンチャン現代証券リサーチセンター長は「4-6月期からオースティン工場再開、メモリー半導体の価格高騰に支えられ、半導体部門の実績不振が解消されるだろう」と予想した。

LGエレクトロニクスも好実績を記録すると予想される。1-3月期のコンセンサスは売上17兆6991億ウォン、営業利益1兆1738億ウォンだ。昨年同期間(売上高14兆7278億ウォン、営業利益1兆904億ウォン)よりそれぞれ20.2%、7.6%増加した。

証券業界では、特にテレビ事業の売上は、昨年1-3月期比で30%以上増加すると見込んでいる。生活家電(H&A)は初めて売上6兆ウォンを達成するという見方も出ている。前年同期比10%以上増の高成長だ。単価の高いLGオブジェコレクションの売上が占める割合が大きくなり、スタイラー・食器洗浄機などの新家電も販売が増加したためだ。

電装部品(VS)事業本部は、1-3月期は1兆8000億ウォン台の売上で、LGエレクトロニクスの「ナンバー3事業部署」に位置づけられる見通しだ。証券業界では、VS事業が早ければことし4-6月期から黒字転換すると見ている。

スマートフォン事業を担うモバイル通信(MC)事業本部は、昨年1-3月期と同様の9900億ウォン台の売り上げを上げることが期待される。出荷量は昨年1-3月期と同程度だが、平均販売価格が大幅に下落するとものみられる。キム・ウノIBK投資証券研究員は「LGエレクトロニクスは今後、テレビと電装で特に大幅の成長が期待される」とし、「スマートフォン事業については、撤退だけで年間1兆ウォン近い営業赤字から抜け出すことができる」と説明した。

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