韓国政府が「電気自動車停車中のワイヤレス充電」技術の国際標準先占のための議論に本格的に着手した。
韓国産業通商資源部国家技術標準院は、韓国科学技術院(KAIST)や現代(ヒュンダイ)自動車、ワイパワーワンなど韓国の大学・企業の専門家や米国、ドイツ、スイスなど7カ国の海外専門家ら30人余りがオンラインで出席した「高出力ワイヤレス充電(IEC TC69 PT61980-4)プロジェクトチーム会議」を開催したと15日、発表した。
停車中のワイヤレス充電技術は、電気自動車の駐車と同時に充電可能で、走行中も充電することができる次世代の充電方式だ。現在、国際電気標準会議(IEC)では、韓国が提案した3種と日本が提案した3種の6種類の国際標準案について議論が行われている。
李相勲(イ・サンフン)産業通商資源部国家技術標準院長は「停車中の高出力充電、走行中の充電など革新技術を基に、韓国が電気自動車のワイヤレス充電技術の国際標準化をリードすることができた」とし、「電気自動車のワイヤレス充電インフラへの自動車関連企業の関心が高まっているため、国際標準を先占し、韓国企業の世界市場進出を支援する」と述べた。